本記事では、まだWordPressを立ち上げたばかりの初心者向けに、管理画面の使い方とおすすめの初期設定について解説します。
本記事の流れ
- 初期状態でのWordPress管理画面
- 管理画面から選択できる各項目の解説
- 各項目に関するおすすめの設定
また、本記事の動作環境は以下のとおりです。
- LocalにてWordPressを構築(ローカル環境)
- PHPバージョン:8.2.29
- データベース:MySQL 8.4.0
- WordPressバージョン:7.0
WordPressの管理画面
ここでは、WordPressを立ち上げたばかりの初心者向けに、管理画面の使い方を解説していきます。

WordPressの左側にあるサイドバーの各項目は以下になります。
- ダッシュボード
- 投稿
- メディア
- 固定ページ
- コメント
- 外観
- プラグイン
- ユーザー
- ツール
- 設定
- メニューを閉じる(こちらはメインエリアを見やすくするためにサイドバーを開閉するのみ)
各項目によって解説内容のボリュームに幅があるため、ぜひあなたが困っている箇所から確認頂ければと思います。
WordPress管理画面の使い方:ダッシュボード
ダッシュボードでは、以下の項目が設置されています。
- ホーム
- 更新
それぞれ確認していきましょう。
ダッシュボード > ホーム

ホームの見方は以下のとおりです。
- ウェルカムパネル(WordPress へようこそ!)
WordPressの簡単な使い方が載っている巨大な案内板です。
最初のうちは目を通しておき、慣れてきたら右上の「非表示」ボタンで消してしまって問題ありません。 - サイトヘルスステータス
サイトのセキュリティや設定に危険な問題がないか、システムが自動で健康診断をしてお知らせしてくれる機能です。 - 概要
現在公開されている「投稿(記事)」の数や読者から届いたコメントの数がひと目で分かります。 - アクティビティ
最近公開した記事の履歴や最新のコメント状況が表示されます。
スパムコメントの削除などもここから手軽に行えます。 - クイックドラフト
ふと思いついた記事のアイデアやメモを入力して下書き保存できる簡易メモ帳です。 - WordPress イベントとニュース
世界中のWordPressに関する公式ニュースが表示されます。
(日本のブログ運営においては、基本的にはあまり使いません)
基本的に、ダッシュボードのホーム画面を利用することはほとんどありません。
ただし、Google Analytics(GA4)やGoogle Search Consoleなどの分析ツールやプラグインを導入した場合、各ツール・プラグインの情報も追加されます。
本格的なブログ運営の際に各情報を確認するのに便利です。
ダッシュボード > 更新

更新画面では、サイトを構成する4つの要素の最新状況をまとめて確認・更新することができます。
- 現在のバージョン(WordPress本体)
スマートフォンのOS(iOSやAndroidなど)のアップデートと同じです。
新しい機能が追加されたり、セキュリティの弱点が修正されたりします。
画像のように「最新バージョンのWordPressをお使いです。」と表示されていれば、何もする必要はありません。 - プラグイン
スマートフォンに入れている「アプリ」のアップデートと同じです。
古いまま放置するとサイトが重くなったり、ハッカーに狙われる原因になるため、更新通知が来ていたらチェックを入れてアップデートします。 - テーマ
サイトのデザインテンプレート(SWELLなど)のアップデートです。
テーマの開発者が新しい機能を追加したり、不具合を修正したりした際に通知が届きます。 - 翻訳
WordPressは元々英語ベースで作られているシステムのため、メニュー名などを正しい日本語で表示するための「翻訳データ」が定期的に更新されます。
ここも通知があれば更新しておきましょう。
筆者に場合、大きなWordPress本体のメジャーアップデート(6.x→7.0)が発生した際は、必ずバックアップを取るようにしています。
メジャーアップデートはシステムが大きく変化するため、何かあった場合に備えて復元できるようバックアップを実施します。
また、使っていないプラグインやテーマは定期的に確認し、削除しています。
現在使っていないプラグインやテーマを「無効化」するだけでなく「完全に削除」することで、自動更新による互換性の不具合や手間が減り、セキュリティ対策とサイト軽量化を図っています。
WordPress管理画面の使い方:投稿
投稿では、以下の項目が設置されています。
- 投稿一覧
- 投稿を追加
- カテゴリー
- タグ
それぞれ確認していきましょう。
投稿 > 投稿一覧

画面は大きく分けて「操作メニュー」と「記事の一覧表」で構成されています。
- 投稿を追加(新規追加ボタン)
画面左上にあるこのボタンをクリックすると、真っ白な執筆画面(ブロックエディター)が開き、新しい記事を書き始めることができます。 - ステータスごとの絞り込み(すべて / 公開済み)
現在の記事の状況が表示されます。
記事を書きかけで保存するとここに「下書き」、削除すると「ゴミ箱」というメニューが自動で追加され、クリックするとそれぞれの状態の記事だけを絞り込んで表示できます。 - 記事の一覧表(タイトル・カテゴリー・日付など)
作成した記事が新しい順に上から並びます。
初期状態では「Hello world!」というサンプルの記事が1件だけ入っています。 - 【重要】タイトルにマウスを乗せると現れる「隠しメニュー」
記事のタイトル(Hello world!など)にマウスのカーソルを合わせると、その下に「編集」「クイック編集」「ゴミ箱へ移動」「表示」という小さなメニューがフワッと現れます。
記事を書き直したい時は「編集」を、削除したい時は「ゴミ箱へ移動」をクリックします。 - 検索と絞り込み機能
記事が数十、数百と増えてきた時に使います。
右上の「投稿を検索」ボックスでキーワード検索したり、左上の「すべての日付」「カテゴリー一覧」から特定の月に書いた記事だけを探し出したりすることができます。
記事数が増えてくると、この画面の使いこなし方が作業スピードに直結します。
筆者がこの画面で利用していることは、3つあります。
1つは、画面を開かず変更できるクイック編集です。

クイック編集を利用すると、わざわざ編集画面を開かず、カテゴリーの変更・タグの追加・公開日時の変更・URL(パーマリンク/スラッグ)の修正が実施できます。
2つ目は、「表示オプション」で1ページに表示する件数を増やしています。
初期状態では、1ページにつき「20件」までしか記事が表示されません。
記事が増えてくるとページをめくるのが手間に感じます。
右上の「表示オプション ▼」を開き、「ページごとに表示する項目数」を「50」や「100」に変更しておくと、一覧性が高まり過去の記事を探すのがラクになります。
※同時に、不要な「コメント」や「投稿者」の列のチェックを外して画面をスッキリさせましょう。
3つ目は、「一括操作」でカテゴリーをまとめて変更します。
左端のチェックボックスを利用して複数の記事にチェックを入れ、上のプルダウンメニューから「一括操作 ▼」>「編集」を選んで「適用」を押すと、一括編集パネルが開きます。
これを使えば、「選んだ5つの記事を、まとめてAカテゴリーからBカテゴリーに移動させる」といった面倒な作業がたった数秒で完了します。
投稿 > 投稿追加

最初に新規追加画面を開くと、画面中央に「エディターへようこそ」という案内パネルが表示されます。
これは、現在のWordPressの主流である「ブロックエディター」の概念を簡単に説明してくれるチュートリアルです。
「次へ」を押してスライドをパラパラと読むだけで、文章や画像を「ブロック(箱)」として積み上げていく感覚がなんとなく掴めます。
読み終わったら、右上の「×」ボタンで閉じてしまって問題ありません。
ブロックエディター画面の基本的な見方

ポップアップを閉じると、非常にシンプルな執筆画面が現れます。
大きく分けて「上部の操作バー」と「中央の執筆エリア」の2つに分かれています。
上部の操作バー(トップバー)
- 左上の「+」ボタン(ブロック挿入)
記事内に見出しや画像、吹き出しなどを追加したい時に押す、一番よく使うボタンです。 - 「三」のようなボタン(リスト表示)
記事の構成(見出しの階層など)を一覧で確認できる目次のような機能です。 - 下書き保存 / 公開ボタン
書いた記事を保存、または世の中に公開する最重要ボタンです。
中央の執筆エリア
- タイトルを追加
記事のタイトルを入力する場所です。 - 「ブロックを選択するには / を入力」のエリア
ここをクリックすると、そのまま本文(段落)を書き始めることができます。
Enterキーを押すと新しいブロック(改行)が作られ、レゴブロックを積み上げるように記事を下へ下へと作っていきます。

左側からブロック挿入用のサイドバーが表示されます。

同様に左上の「三」のようなボタンをクリックすると、左サイドバーの内容が切り替わり、ブロック単位のリストビューとアウトラインが確認できます。
右サイドバー(設定パネル)の使い方

画面右上の「設定アイコン」を押すと出てくる右サイドバーは、記事の裏側の設定を行う大切な箇所です。
上部に「投稿」と「ブロック」の2つのタブがあります。
右サイドバー(設定パネル)
- 「投稿」タブ
記事全体に関わる設定を行います。
例:カテゴリーの選択、URLの変更、アイキャッチ画像の設定など - 「ブロック」タブ
今現在選択している「ブロック」のデザインを変更します。
例:文字の色を変える、画像のサイズを変えるなど
エディターの扱いに慣れてきたら、以下のテクニックを使うことで記事作成のスピードが格段に上がります。
- 「/(スラッシュ)」コマンドでショートカット
本文の入力中に半角で「/」と入力してみてください。
わざわざ左上の「+」ボタンを押さなくても、その場で見出しや画像を呼び出せるメニューがポップアップで出現します。
「/h2」や「/image」と打ち込むことで、キーボードから手を離さずに記事を書き進められます。 - 迷子になったら「リスト表示」を活用する
トップバーにある「三(リスト表示)」アイコンは、上級者ほどよく使います。
表の中に画像を入れるなど、ブロックの構造が複雑になってうまく選択できなくなった時、このリスト表示を開けば構造が丸わかりになり、ドラッグ&ドロップでブロックの順番を入れ替えられます。 - 集中モード(フルスクリーン)のオン/オフ
右上の「︙(オプション)」を開き、「フルスクリーンモード」のチェックを外すと、左側の黒いダッシュボードメニューを表示させたまま執筆できます。
「他の画面にもすぐ移動したい」という方は、この設定をオフにしておくのがおすすめです。

投稿 > カテゴリー

ブログ記事における「カテゴリー」は、読者が目的の情報を探しやすくするための「サイト内の案内標識」や「本棚」のような重要な役割を持っています。
カテゴリー画面の基本的な見方と作り方
この画面では、ブログ記事を整理するための「箱(フォルダー)」を作ることができます。
画面左側の「カテゴリーを追加」エリアで必要な項目を入力し、新しいカテゴリーを作ってみましょう。

カテゴリー作成時の項目
- 名前
サイトを訪れた読者に実際に表示されるカテゴリー名です。
例:「Webデザイン」「HTML」「CSS」など、分かりやすい名前をつけましょう - スラッグ
カテゴリーのURLになる部分です。
日本語のままだとURLが意味不明な長い文字列に変換されてしまうため、必ず「半角英数字(小文字)とハイフン」で入力してください。
例:「html-css」「web-design」など - 親カテゴリー
カテゴリーの中に、さらに細かくカテゴリーを作りたい場合に使います。
最初は「なし」のままで問題ありません。
例:親カテゴリーを「Webデザイン」にし、その中に「HTML」や「CSS」という子カテゴリーを入れるなど - 説明
このカテゴリーがどんな内容なのかを説明するメモ欄です。
テーマによっては実際のサイトに表示されることがあります。
これらを入力して一番下の「カテゴリーを追加」ボタンを押すと、画面右側の一覧表に新しいカテゴリーが追加されます。
最初にやるべき「Uncategorized」の変更
WordPressには初期状態で「Uncategorized(未分類)」というカテゴリーが一つだけ用意されており、これはシステム上削除することができません。
未分類のまま記事を公開するのは読者にも検索エンジンにも良くないため、まずはこのカテゴリーを自分がよく使う名前に変更してしまいましょう。
右側の一覧から「Uncategorized」にマウスを乗せ、「クイック編集」をクリックします。
「名前」と「スラッグ」を自分の好きなカテゴリー名(例:ブログ運営 / blog など)に書き換えて「カテゴリーを更新」を押せば完了です。

サイトが大きく育ってきた時に後悔しないよう、筆者が意識しているカテゴリー設計のコツを紹介します。
- カテゴリーは「1記事につき1つ」が鉄則
WordPressのシステム上、1つの記事に複数のカテゴリーを設定することも可能ですが、SEO(検索集客)の観点では推奨されません。
「この記事は結局どの本棚に属しているのか」をGoogleの検索エンジンに正しく伝えるため、カテゴリーは必ず「1記事につき1つ」に絞るのが基本です。 - 階層(親・子)は深くしすぎない
カテゴリーを細かく分けすぎると、かえって読者が迷子になってしまいます。
「親カテゴリー」と「子カテゴリー」の2階層(2段階)までに留めておくのが、読者が回遊しやすいサイト構造になります。 - SWELLなら「説明」欄が強力な武器になる
お使いのテーマが「SWELL」などの高機能テーマの場合、ここで入力した「説明」の文章が、カテゴリーごとのトップページ(アーカイブページ)の上部に表示されます。
ここにカテゴリー内の記事を案内するリード文をしっかり書き込むことで、ただの「記事一覧」ではなく、立派な「まとめ記事」として機能し、アクセスアップに繋がります。
投稿 > タグ

カテゴリーがブログ記事を分類する「本棚」だとしたら、タグは特定のキーワードで記事を繋ぐ「付箋」や「索引」のような役割を持っています。
タグ画面の基本的な見方と作り方
この画面は、先ほど解説した「カテゴリー」の画面と非常によく似ていますが、決定的な違いが1つあります。
それは「親カテゴリー(階層化)」の項目がないことです。
カテゴリーのように「大枠の中に小枠を入れる」という構造を持たず、すべてのタグが横並びの対等な関係になります。

タグ作成時の項目
- 名前
サイト上に表示されるタグの名前です。
例:「初心者向け」「エラー解決」「デザインテクニック」など - スラッグ
タグ一覧ページのURLになります。
必ず「半角英数字(小文字)とハイフン」で入力してください。
例:「beginner」「trouble-shooting」など - 説明
タグのメモ欄です。
入力しなくても動作に問題はありません。
これらを入力して「タグを追加」を押せば作成完了ですが、実はこの画面をわざわざ開いてタグを事前に作っておく必要はありません。
タグは、記事を書いている最中にエディター画面の右サイドバーから「新しい単語を入力してEnterキーを押すだけ」で、その場で次々と作成・追加できるからです。

そのため、タグ画面は増えすぎたタグの名前を変更したり、不要なタグを一括削除したりする「整理整頓の画面」として使うのが一般的です。
タグは便利な反面、使い方を間違えるとサイトの評価(SEO)を落としてしまう危険性があります。
筆者が徹底しているタグ運用のルールを紹介します。
- カテゴリーを「横断する」キーワードに設定する
カテゴリーが「HTML」や「CSS」といった大きなテーマで分かれている場合、タグはそれらを横断するようなキーワードを設定します。
例えば「CSS」の記事にも「HTML」の記事にも共通して存在する『初心者向け』や『エラー解決』といったキーワードをタグにすることで、読者がカテゴリーの壁を越えて自分のレベルや悩みに合った記事を見つけやすくなります。 - タグの作りすぎはSEOの悪影響になる
「1つの記事にしか付いていないタグ」を大量に作るのはNGです。
タグを作ると、自動的にそのタグの「記事一覧ページ」が生成されます。
記事が1件しかない一覧ページが大量に存在すると、Googleから「低品質なページが大量にあるサイト」と見なされ、サイト全体の評価が下がる危険性があります。
タグは最低でも3〜5記事以上に共通するキーワードのみに厳選するのがよいです。 - SWELLならタグ一覧ページもカスタマイズ可能
圧倒的なデザイン性を持つ「SWELL」では、カテゴリーだけでなく「タグ一覧ページ(アーカイブ)」も柔軟にカスタマイズできます。
タグの説明欄にテキストや装飾を加えれば、特定のキーワードに興味を持つ読者に向けた「専用のまとめページ」をノーコードで簡単に構築でき、回遊率を高めることができます。

WordPress管理画面の使い方:メディア
メディアでは、以下の項目が設置されています。
- ライブラリ
- メディアファイルを追加
それぞれ確認していきましょう。
メディア > ライブラリ

「メディアライブラリ」画面は、ブログ内で使用するすべての画像、動画、音声、PDFファイルなどをまとめて管理・保管しておく「サイト専用のアルバム」のような場所です。
初期状態では何もありませんが、記事に画像を挿入していくと、ここにどんどん写真が溜まっていきます。
メディアライブラリ画面の基本的な見方
初期状態の画面上部にある、各種メニューの役割になります。

メディアライブラリの項目
- メディアファイルを追加
画面左上にあるこのボタンを押すと、パソコンの中にある画像をWordPressにアップロードできます。
枠の中に画像をドラッグ&ドロップすることでも追加可能です。 - 表示切り替えアイコン
画像の並び方を変えるボタンです。
「田んぼのマーク(グリッド表示)」は画像がタイル状に並び直感的に探せます。
「横線のマーク(リスト表示)」は画像のファイル名やアップロード日などの詳細情報を一覧で確認したい時に使います。 - 絞り込み(すべてのメディア / すべての日付)
画像が何百枚と増えてきた時に探す機能です。
「画像だけ」「動画だけ」といったファイル形式や「〇年〇月にアップロードしたもの」という期間で絞り込むことができます。 - 一括選択
不要になった画像をまとめて削除したい時に使います。
これを押してから複数の画像をクリックすると、一気に選択状態になり、まとめてゴミ箱へ移動できます。 - 検索ボックス(メディアを検索)
画像に付けた「ファイル名」で検索ができます。
日本語で検索したい場合は、アップロード後にタイトルを日本語に変更しておく必要があります。
画像ファイルは容量が大きいため、扱い方を間違えるとサイトの表示が遅くなり、読者の離脱を招きます。
筆者が必ず意識している画像のルールを紹介します。
- アップロード前に画像を圧縮する
スマホで撮った写真や、フリー素材サイトからダウンロードした高画質な画像をそのままアップロードすると、重すぎてサイトの表示速度が著しく低下します。
上級者は「TinyPNG」などの画像圧縮ツールを使って事前にファイルサイズを小さくしてからアップロードするか、「EWWW Image Optimizer」のような自動圧縮プラグインを導入してサイトを軽く保っています。 - SEOに必須の代替テキスト(alt属性)を設定する
ライブラリ内の画像をクリックすると開く詳細画面に、「代替テキスト」という入力欄があります。
ここは、視覚障害者向けの読み上げ機能やGoogleの検索エンジンに対して「この画像には何が写っているか」を言葉で伝える重要な場所です。
装飾目的の画像以外は、極力ここに具体的な説明(例:「WordPressのダッシュボード画面」など)を入力することで、画像検索からのSEO効果が見込めます。 - ファイル名は半角英数字にしておく
「スクリーンショット_2026.png」のような日本語のファイル名のままアップロードすると、URLが異常に長くなったり、サーバーの引っ越し時にエラーの原因になることがあります。
アップロードする前に、パソコン上でファイル名を「wordpress-dashboard.png」のような意味のある半角英数字に変更しておくのがよいです。

メディアの「メディアファイルを追加」に関しては、画像・動画・PDFなどファイルをアップロードする画面になります。
特に難しい操作はありませんので、安心してください。
WordPress管理画面の使い方:固定ページ
固定ページでは、以下の項目が設置されています。
- 固定ページ一覧
- 固定ページを追加
それぞれ確認していきましょう。
固定ページ > 固定ページ一覧
「固定ページ一覧」は、ブログの時系列(新着順)から完全に独立した「単独で存在し続けるページ」を管理する画面です。

「投稿」と「固定ページ」はどう違う?
面の使い方は先ほどの「投稿一覧」と同じですが、作れるページの性質が全く異なります。
まずはこの違いをしっかり覚えておきましょう。
「投稿」と「固定ページ」の違い
- 投稿(ブログ記事)
新しく書くたびにトップページに「新着記事」としてどんどん流れていくページです。
日記やノウハウ記事など、「日々追加していくコンテンツ」を書くのに使います。
カテゴリーやタグで分類できるのが特徴です。 - 固定ページ
新しく作っても、トップページの新着一覧には流れません。
カテゴリーやタグを持たず、完全に独立しています。
「プロフィール」「お問い合わせフォーム」「プライバシーポリシー(免責事項)」「サイトマップ」など、いつ誰が来ても変わらずにそこにあってほしいページを作るのに使います。


固定ページ > 固定ページを追加
固定ページの投稿方法は、上述した「WordPress管理画面の使い方:投稿 > 投稿追加」の解説と同様のため、ここでは割愛します。
WordPress管理画面の使い方:コメント
「コメント」画面は、ブログを読んだ読者から寄せられたすべてのメッセージ(コメント)を管理・返信する「受信トレイ」です。
ブログを通じて読者と交流したい場合には必須の機能ですが、一方で「スパム(迷惑な広告コメント)」の標的になりやすい場所でもあります。

コメント画面の基本的な見方と操作方法

この画面では、読者からのコメントを確認し、サイト上に公開するかどうかを判断(承認)したり、返信を書いたりすることができます。
上部のステータス絞り込み
- 承認待ち
読者がコメントを書き込み、あなたが「公開してよいか」をチェックするのを待っている状態です。 - 承認済み
あなたが公開を許可し、実際のブログ記事のページに表示されているコメントです。 - スパム
迷惑な広告や海外からのスパムコメントが自動(または手動)で隔離される場所です。 - ゴミ箱
削除したコメントが入ります。
左から順に「誰が書いたか(投稿者)」「どんな内容か(コメント)」「どの記事に対するコメントか(返信先)」「いつ書かれたか(投稿日)」が一覧で並んでいます。
また、コメントのテキスト部分にマウスを乗せると、操作メニューが現れます。

読者からの嬉しいコメントには「承認」を押して公開し、「返信」からお礼を書きましょう。
一方で、明らかに関係のない広告や英語の不審なコメントの場合は、絶対に承認せず「スパム」または「ゴミ箱」をクリックして処理します。
読者との交流はブログの醍醐味ですが、SEOを重視した本格的なメディア運営をしていく場合、コメント欄の扱いは少し戦略を変える必要があります。
- SEOへの悪影響を防ぐスパム対策は必須
コメント欄を解放したまま放置していると、海外のプログラム(ボット)から1日に何百件ものスパムコメントが届くようになります。
これを放置してサイト上にスパムリンクが大量に公開されてしまうと、GoogleからのSEO評価が著しく低下してしまいます。
「Akismet Anti-Spam」などのスパム対策プラグインを必ず導入し、不要なコメントを自動で弾くシステムを構築しておくのがよいです。 - あえて「コメント欄を完全に閉じる」という選択
スパムの管理や返信の手間を省き、ひたすら高品質な記事の作成に集中するため、最初から「サイト全体のコメント機能をオフにする」という戦略をとる人は多いです。
左メニューの「設定」>「ディスカッション」を開き、「新しい投稿へのコメントを許可」のチェックを外せば、今後書くすべての記事でコメント欄が非表示になり、管理の手間がゼロになります。 - SWELLの機能で「この記事だけコメントを閉じる」
「基本はコメントを受け付けたいけれど、この記事だけは閉じたい」という場合もあります。
SWELLのようなテーマを利用している場合、記事の執筆画面(エディター)の右サイドバー(ディスカッション設定)から、記事単位でチェックボックスのオン・オフを切り替えられます。
そのため、簡単にコメント欄の表示・非表示をコントロールできます。

WordPress管理画面の使い方:外観
外観では、以下の項目が設置されています。
- テーマ
- エディター
- フォント
それぞれ確認していきましょう。
外観 > テーマ

「外観 > テーマ」画面は、あなたのブログの「着せ替え(デザインのベース)」を管理する、サイトの見た目や使い勝手を決定づける重要な画面です。
初心者が必ず触る場所であり、また本格的にブログを伸ばす(収益化する)のであれば、ここで「どのテーマを選ぶか」が最初の大きな分かれ道になります。
「外観 > テーマ」画面の基本的な見方

この画面では、現在インストールされているテーマ(デザインのテンプレート)の確認や切り替えができます。
- 有効(現在のテーマ)
画像内で青い帯で「有効」と書かれているもの(画像ではTwenty Twenty-Five)が、現在あなたのサイトに適用されているテーマです。
サイトの見た目だけでなく、記事を書く時の機能(装飾ブロックの種類など)もこのテーマによって決まります。 - インストールされているその他のテーマ
画像に並んでいる「Twenty Twenty-Four」や「Twenty Twenty-Three」などは、WordPressに最初から入っている公式の無料テーマです。 - ライブプレビュー / 有効化
「有効」以外のテーマにマウスを乗せるとボタンが現れます。
「ライブプレビュー」を押すと、読者から見た時のデザインのテスト確認ができ、「有効化」を押すとその瞬間にサイトのデザインがそのテーマに切り替わります。 - テーマを追加
新しく別のテーマを探したい時に使います。
クリックすると、世界中の開発者が作った何千種類もの無料テーマの中から好きなものを検索してインストールすることができます。
テーマは単なる「見た目の着せ替え」ではありません。
SEO(検索エンジン集客)の強さや、記事を書くスピードに直結する「サイトのエンジン」でもあります。
サイト軽量化のためにも、ひとつのテーマに絞って運用しましょう。
そのため、不要なテーマは削除し、本気で稼ぐあるいは一定のアクセスを集める整備されたサイトにしたいなら「SWELL」がおすすめです。
筆者が愛用するSWELLのレビューを詳しく確認したい人は「おすすめWordPressテーマ:SWELLのレビュー・メリットデメリット」を一読ください。

外観 > エディター

通称「サイトエディター(フルサイト編集 / FSE)」と呼ばれる、WordPressの比較的新しい機能です。
記事の本文ではなく、サイトの「ヘッダー(上部)」や「フッター(下部)」、「全体のレイアウト」をブロックを組み立てるように視覚的に作っていく画面です。
【重要】SWELLなどの有料テーマを使うとエディター画面は消える
まず大前提として、この「外観 > エディター」というメニューは、初期設定のテーマ(Twenty Twenty-Fiveなど)のような「ブロックテーマ」と呼ばれる種類のテーマを使っている時だけ出現します。
当サイトで推奨している「SWELL」をはじめとする多くの高機能な有料テーマ(クラシックテーマ)を有効化すると、「エディター」というメニューは左側から消え、「カスタマイズ」という別のメニューに切り替わります。

もしあなたがSWELLを導入した場合は、この画面の使い方は覚えなくて大丈夫です。
「外観 > カスタマイズ」から、より直感的で簡単な操作でサイト全体のデザインを変更できるようになります。

サイトエディター画面の基本的な見方

初期テーマのまま少しデザインを触ってみたいという方に向けて、左側に並んでいるメニューの役割を解説します。
- スタイル
サイト全体の「基本ルール」を決める場所です。
文字のフォント(書体)、背景色、ボタンの色などを一括で変更できます。 - ナビゲーション
サイトの一番上(ヘッダー)に表示される「メニューリンク(ホーム、プロフィール、お問い合わせなど)」を作成・編集する場所です。 - 固定ページ
作成済みの固定ページのデザインをここから直接編集することができます。 - テンプレート
ページの「骨組み(レイアウト)」を作る場所です。
例えば「記事を読む時の画面」や「404(ページが見つかりません)画面」など、用途に合わせたレイアウトの型枠を編集します。 - パターン
ヘッダーやフッターなど、サイト内の色々な場所で「使い回せるブロックのまとまり」を管理する場所です。

サイトエディターは自由度が高い反面、構造を理解していないとサイトのデザインが全体的に崩れてしまうリスクがあります。
- テンプレートとコンテンツ(記事)の違いを理解する
初心者が最も失敗しやすいのがテンプレートの直接編集です。
テンプレート編集画面で「記事のタイトル」や「本文」のブロック自体を消してしまうと、今後書くすべての記事でタイトルや本文が表示されなくなってしまいます。
あくまで「枠組み」だけを整える場所であることを意識しましょう。 - 共通パーツは同期パターンで管理する
記事の最後に毎回入れたい「定型文」や「プロフィール案内」などは、「同期パターン(再利用ブロック)」として登録しておくのがよいです。
あとから「プロフィールの文章を少し変えたい」と思った時、パターンを1箇所修正するだけで、過去のすべての記事に配置したパターンも一瞬で自動更新されます。 - 細かい余白調整はグローバルスタイルで行う
「すべての見出しの下の余白を少しだけ広げたい」といった場合、記事ごとに手作業で調整するのはNGです。
左メニューの「スタイル」>「ブロック」から見出しブロックの基本設定を書き換えることで、サイト全体のデザインの統一感を保ったまま、一括で美しい余白に整えられます。
外観 > フォント

WordPress 6.5から新しく標準搭載された「フォントライブラリ」と呼ばれる機能で、サイト全体の文字の書体(フォント)を一括管理する画面です。
ブログの雰囲気をガラッと変えることができる楽しい機能ですが、サイトの表示速度にも大きく関わるため、正しい知識を持っておく必要があります。
【重要】SWELLなどの有料テーマを使っている場合
解説に入る前に、重要なポイントがあります。
この「外観 > フォント」画面は、初期テーマ(Twenty Twenty-Fiveなど)のようなブロックテーマで主に活躍する機能です。
当サイトで推奨している「SWELL」などの高品質な有料テーマでは、テーマ側に「日本語に最適化された専用のフォント設定機能」が最初から用意されています。

SWELLを利用している場合、フォントを追加するのではなく、「外観 > カスタマイズ」の中にあるテーマ専用の設定パネルから変更することでデザインが崩れずサイトの表示速度も最速に保たれます。
そのため、SWELLユーザーはこの画面を操作する必要は基本的にありません。
フォント画面の基本的な見方と使い方

初期テーマなどを利用して文字の書体をカスタマイズしたい方に向けて、画面上部にある3つのタブの役割を解説します。
- ライブラリ
現在あなたのWordPressにインストールされているフォントの一覧が表示されます。
初期状態では、テーマに最初から組み込まれている基本的なフォントが並んでいます。 - アップロード
自分で購入したり、フリー素材サイトからダウンロードしてきた独自のフォントファイルをパソコンから直接アップロードして追加する画面です。 - フォントをインストール
ここが一番よく使う機能です。
世界中で利用されている無料のWebフォントサービス「Google Fonts」と直接連携しており、画面上から好きな書体を選んでクリックするだけで、フォントを追加することができます。
フォントの変更は手軽にサイトのクオリティを上げられますが、使い方を間違えると読者に大きなストレスを与えてしまいます。
筆者が徹底しているフォント運用のルールを紹介します。
- フォントの追加は最低限に絞り込む(速度低下の防止)
「明朝体も、ポップな字も、筆記体も入れたい!」と、Google Fontsからたくさんの種類を追加するのはNGです。
フォントデータは非常に重いため、種類を増やすほどサイトの読み込みスピードが劇的に遅くなり、読者が離脱してSEO評価も下がります。
サイト全体で使う基本のフォント1種類とアクセント用のフォント1種類の「合計2種類まで」に厳選しています。 - アップロードするなら軽量な「WOFF2」形式を使う
もし独自のフォントファイルを「アップロード」タブから追加する場合は、ファイルの形式に注意しましょう。
昔ながらの「TTF」や「OTF」形式はデータ容量が大きいためWebには不向きです。
Web専用に極限までデータが圧縮された「WOFF2(ウォフ・ツー)」という形式に変換してからアップロードし、サイトの高速表示を維持しています。 - 日本語フォント特有の重さに注意する
アルファベットと数字しかない英語フォントに比べ、ひらがな・カタカナ・数千の漢字を含む「日本語フォント」は、データ量が数十倍にもなります。
特に新しい日本語フォントを追加する場合は、サイトが重くなっていないか、スマホから実際にアクセスして表示スピードを必ず確認する癖をつけましょう。
WordPress管理画面の使い方:プラグイン
プラグインでは、以下の項目が設置されています。
- インストール済みプラグイン
- プラグインを追加
それぞれ確認していきましょう。
プラグイン > インストール済みプラグイン

「プラグイン」は、WordPressにおける「スマートフォンにインストールする便利なアプリ」のようなものです。
初期状態のWordPressはシンプルな構造をしていますが、プラグインを追加することで「お問い合わせフォーム」「スパム対策」「サイトの高速化」「目次機能」など、サイトに必要な機能を拡張できます。
画像ではまだ何も入っていないまっさらな状態ですが、運用を進めると重要な管理画面になります。
インストール済みプラグイン画面の基本的な見方

この画面は、現在あなたのサイトにインストールされている拡張機能(アプリ)を管理する画面です。
- プラグインを追加
画面左上にあるこのボタンを押すと、スマホの「App Store」や「Google Play」のような画面に移動します。
世界中の開発者が作った何万種類もの無料プラグインを検索し、自分のサイトにインストールすることができます。 - 有効化 / 無効化 / 削除
インストールしたプラグイン一覧の下にマウスを乗せると現れる操作メニューです。
プラグインは、インストールしただけでは動きません。「有効化」を押して初めて機能が作動します。
一時的に止めたい時は「無効化」を、二度と使わない場合は「削除」をクリックします。 - 自動更新(有効化 / 無効化)
画面の右端にある項目です。
プラグインの開発者が新しいバージョンを出した際、自動的にアップデートさせるかどうかを決めます。
基本的には「自動更新を有効化」をクリックしておき、最新で安全な状態を保つのがおすすめです。
プラグインは便利ですが、あれもこれもと入れすぎるとサイトにとって致命的なダメージを引き起こします。
筆者が徹底している運用ルールを紹介します。
- プラグインは最低限の数に厳選する
スマホにアプリを入れすぎると動作が重くなるのと同じで、プラグインを入れすぎるとサイトの表示速度が著しく低下し、読者の離脱やSEO評価の低下を招きます。
また、プラグイン同士のプログラムが衝突して画面が真っ白になるエラーのリスクも高まります。
目安として、サイト全体で「10〜15個程度」までに抑えるのがよいです。 - 高機能テーマを使っているなら重複機能を入れない
SWELLなどの機能が充実した優秀な有料テーマを使っている場合、「目次作成」「ふきだし機能」「SEO対策」「画像の遅延読み込み(高速化)」といった機能は、最初からテーマ本体に組み込まれています。
そこに同じ役割を持つプラグインを入れてしまうと、機能がバッティングして不具合の原因になります。
「まずはテーマの標準機能でできないか?」を確認してからプラグインを探す癖をつけましょう。 - 「無効化」したまま放置せず、必ず削除する
「今は使っていないけれど、いつか使うかもしれないから無効化のまま置いておこう」というのは危険です。
無効化していても、サーバー上には古いプログラムのデータが残り続けるため、そこを悪意のあるハッカーに狙われる事件が多発しています。
使わなくなったプラグインは、必ず「削除」してサイトをクリーンに保ちましょう。
プラグイン > プラグインを追加

「プラグインを追加」画面は、例えるなら「WordPress専用のApp Store(またはGoogle Play)」です。
世界中のエンジニアが開発した数万種類の拡張機能を自由に探し出して自分のサイトにインストールできます。
プラグインを追加する画面の基本的な見方

この画面では、検索ボックスや人気ランキングから目的のプラグインを探し出します。
各プラグインの「カード」には、安全に使う重要な情報が書かれています。
- プラグインの検索(右上の検索ボックス)
一番よく使う機能です。
導入したいプラグインの名前(例:XML Sitemaps など)が決まっている場合は、ここに直接入力して検索します。 - 今すぐインストール
目的のプラグインを見つけたら、このボタンを押すことであなたのWordPressにデータがダウンロードされます。
※スマホにアプリをダウンロードするのと同じです。 - 【重要】安全なプラグインを見分ける4つのチェックポイント
カードの下部には、そのプラグインが信頼できるかどうかの指標が並んでいます。
インストールする前に必ずここをチェックしましょう。 - 星の評価とレビュー数
星が多く、カッコ内の数字(レビュー数)が多いほど世界中で評価されている証拠です。 - 有効インストール数
どれくらい多くのサイトで実際に使われているかが分かります。 - 最終更新
ここが「数年前」などになっているものは、開発が放置されておりセキュリティの危険があるため絶対に入れてはいけません。 - 互換性
「ご使用の WP バージョンと互換性あり」と緑のチェックマークがついていれば安全に動く可能性が高いです。
プラグイン探しは便利ですが、筆者は「サイトの表示速度」と「テーマとの相性」を最優先に考えて選定を行っています。
- SWELLの標準機能と重複するプラグインは絶対に入れない
SWELLのような有料テーマでブログを構築している場合、テーマ側にすでに「目次の自動生成」「ふきだし機能」「画像の遅延読み込み(高速化)」「SEOのメタタグ出力」といった機能が標準搭載されています。
テーマの標準機能でまかなえるものは、極力プラグインを入れないのがよいです。 - 有料プラグインなどはアップロードから追加する
この画面で検索できるのは、WordPress公式の審査を通った「無料プラグイン」のみです。
もし企業が独自に販売している高度な有料プラグインを追加したい場合は、検索ではなく画面左上の「プラグインのアップロード」ボタンを使います。
パソコンに保存した「.zipファイル」を直接読み込ませることでインストールが可能です。 - 人気のタグやおすすめタブから定番を知る
画面下部に青い文字で敷き詰められている人気のタグや上部の人気タブをクリックすると、WordPressユーザーが共通して使っている定番のインフラ的プラグインを知ることができます。
まずはここを眺めて、どんな機能が存在するのかを把握するのも勉強になります。
WordPress管理画面の使い方:ユーザー
ユーザーでは、以下の項目が設置されています。
- ユーザー一覧
- ユーザーを追加
- プロフィール
それぞれ確認していきましょう。
ユーザー > ユーザー一覧

「ユーザー一覧」画面は、このブログにログインできる人を管理する画面になります。
個人でブログを運営している場合は、基本的に「管理者」であるあなた1人だけが登録されている状態になります。
一見すると地味な画面ですが、実は「サイトのセキュリティ(ハッキング対策)」において重要な設定が隠されています。
ユーザー一覧画面の基本的な見方
この画面では、サイトの運営に関わるメンバーの一覧と、それぞれの役割(権限)を確認できます。

- ユーザー名
WordPressにログインするための「ID」です。
このIDは、一度登録すると後から変更することができません。 - 名前
実際のサイト上に「この記事を書いた人」として表示される名前です。
初期状態では「ユーザー名(ログインID)」がそのまま設定されています。 - メール
パスワードを忘れた際の再発行や、WordPressからの重要なお知らせが届くアドレスです。 - 権限グループ
その人が「このブログでどこまでの操作を許されているか」を示す階級です。
一番偉いのがすべての操作ができる「管理者」です。 - 投稿
そのユーザーがこれまでに書いたブログ記事の数が表示されます。
ユーザー機能は、サイトを守るための「鍵」そのものです。
筆者が必ず行っている必須のセキュリティ対策とサイトを拡張する運用ルールを紹介します。
- 【超重要】「ブログ上の表示名」を必ず変更する
WordPressの初期状態では、記事の投稿者名に「ユーザー名(ログイン用のID)」がそのまま表示される仕様になっています。
必ず自分のユーザー名をクリックしてプロフィール編集画面を開き、「ニックネーム」に好きな名前を入力しましょう。
その後、すぐ下にある「ブログ上の表示名」をそのニックネームに変更して保存するのが、すべての運営者が最初に行うべきセキュリティ対策です。 - 外注ライターには投稿者権限を渡す
ブログが成長し、クラウドソーシング等で「外部のライターさんに記事執筆を手伝ってもらう」ことになった場合、絶対に自分の「管理者」アカウントを教えてはいけません。
「ユーザーを追加」からライター専用のアカウントを新しく作り、権限グループを「投稿者(記事の作成・公開のみ可能)」や「寄稿者(記事の下書きのみ可能)」に設定して渡しましょう。
これでサイトの設定を勝手にいじられる心配がなくなり、安全にチーム運営ができます。 - プロフィール情報を充実させて権威性を高める
プロフィール編集画面の下部にある「プロフィール情報」という大きな入力欄は書き込んでおきましょう。
SWELLなどの高品質なテーマを使用している場合、ここに書いた自己紹介文が、記事の最後にある「この記事を書いた人(著者情報エリア)」に自動で出力されます。
読者に「どんな専門家が書いているのか」をアピールすることは、現在のSEOにおいて重要です。


ユーザー > ユーザーを追加

「ユーザーを追加」画面は、あなたのブログを手伝ってくれる新しいメンバーに「専用の合鍵(ログインID)」を渡す画面です。
最初は自分ひとり(管理者)だけで運営していても、将来的に記事の執筆を外注したり、特定のカテゴリ専門のライターを招き入れたりする際に必ず使うことになります。
ユーザーを追加する画面の基本的な見方

新しいメンバーを招待するための各入力項目を上から順に解説します。
- ユーザー名 (必須)
ログインするためのIDになります。
一度設定すると後から絶対に変更できないため、慎重に決めてください。
※セキュリティ上、サイト名や「admin」といった推測されやすいものは避けましょう。 - メール (必須)
新しいユーザーのメールアドレスです。
ここにお知らせやログイン情報が届きます。 - 名 / 姓 / サイト
入力は任意(自由)です。
空欄のままでもユーザーの作成は可能です。 - パスワード
画像のように、最初から長く複雑な「強力なパスワード」が自動で生成されています。
基本的にはこのまま使うのが最も安全です。 - ユーザーに通知を送信
ここにチェックを入れておくと、一番下の「ユーザーを追加」ボタンを押した瞬間に、相手のメールアドレス宛てにログイン用のURLやパスワード情報が自動で送信されて親切です。 - 権限グループ
ここが一番重要な項目です。
新しいメンバーにどこまでの操作を許すかを決定します。
・管理者:全ての操作が可能な権限です。
・編集者: 全ての記事の編集・公開ができる権限です。
・投稿者: 自分の記事だけを書いて公開できる権限です。
・寄稿者: 自分の記事を書けますが、公開はできない権限です。
・購読者: 記事を読むことだけができる権限です。

ユーザー追加機能は単に追加するだけでなく、サイトの専門性(SEO評価)を高めるための戦略的なツールとしても活用できます。
- 外注ライターには必ず寄稿者権限を渡す
ブログの収益化が進み、クラウドソーシング等で記事の執筆を外注する場合、相手に渡すアカウントは「寄稿者」に設定しましょう。
寄稿者は記事を「下書き保存」することしかできないため、勝手に低品質な記事を公開されたり、他の記事を消されたり、サイトの構造を壊されたりするリスクを防ぐことができます。 - 「admin」や「サイト名」のユーザー名を作らない
WordPressを狙うハッカーの攻撃は、まず「admin」や「サイトのドメイン名」をユーザー名としてログインを試みます。
自分自身のアカウントはもちろん、追加するメンバーのアカウント名も推測されにくい独自の文字列にするのがセキュリティの基本です。 - SEO(E-E-A-T)強化の「専門家アカウント」を作る
例えば「Webデザイン」に関するブログを運営していて、新たに「HTML」や「CSS」の専門的なカテゴリを立ち上げるとします。
SWELLの「著者情報ボックス」機能と組み合わせることで、「HTMLの専門家が書いています」と読者やGoogleに対して明確にアピールでき、カテゴリ全体のSEO評価を底上げすることに繋がります。

ユーザー > プロフィール

プロフィールは、あなたの詳細データを設定する画面です。
管理画面の見た目を自分好みにカスタマイズできるだけでなく、前回の「ユーザー一覧」でも触れた名前の設定や読者に表示するプロフィール情報作成など、ブログ運営に欠かせない設定が詰まっています。
プロフィール画面の基本的な見方と設定

上から順に、初心者が触るべき項目を絞って解説します。
- 個人設定(管理画面の配色など)
「管理画面の配色」では、ダッシュボードの色をコーヒーやミッドナイトなど好きな色に変更できます。
自分の好みの問題なので、気分に合わせて選んでみましょう。 - 名前(★超重要)
この画面で最も重要な項目です。
「ユーザー名」はログイン用のIDで変更できません。
もし「ブログ上の表示名」がユーザー名と同じになっていると、ハッカーにIDを教えているのと同じで大変危険です。
必ず「ニックネーム (必須)」にサイトで名乗りたい名前を入力し、そのすぐ下にある「ブログ上の表示名」をその名前に切り替えておきましょう。 - 連絡先情報
登録しているメールアドレスの確認・変更ができます。
パスワードを忘れた時などに使う大切なアドレスです。 - あなたについて(プロフィール情報と写真)
「プロフィール情報」の大きな入力欄は、あなたの自己紹介文を書く場所です。 - アカウント管理(新しいパスワードの設定)
現在のパスワードを変更したい時は、「新しいパスワードを設定」ボタンを押して新しいものを入力します。

プロフィールは、単なる自己紹介にとどまらず、SEO(検索エンジン対策)やサイトの使い勝手に大きく影響します。
- Gravatarを回避してプロフィール画像を設定する
初期状態のWordPressでは、プロフィール写真を設定する「Gravatar(グラバター)」という外部サービスに登録しなければならず、初心者にとってハードルが高いです。
筆者はこの手間を省くため、「Simple Local Avatars」などの無料プラグインを導入します。
これを入れると、このプロフィール画面の下部に「画像をアップロード」ボタンが直接追加され、メディアライブラリから簡単に好きなアイコン写真を設定できるようになります。 - SEO(E-E-A-T)を意識したプロフィール情報を書く
SWELLなどのテーマを使っていると、ここで入力した「プロフィール情報」と「写真」が、記事の最後にある「この記事を書いた人」エリアに自動表示されます。
Googleは現在「誰がその記事を書いたか(専門性・経験・権威性・信頼性 = E-E-A-T)」を重視しています。
ただの日記のような自己紹介ではなく、「この記事のテーマに関して、自分がどんな実績や経験を持っているか」をしっかり書き込むことで、サイト全体のSEO評価を底上げできます。 - スマホを紛失した時の他のすべての場所でログアウト
アカウント管理の項目にある「他のすべての場所でログアウト」ボタンは、万が一の際のセキュリティ機能です。
別のPCからログインしてボタンを押せば、紛失した端末のログイン状態を切断でき、サイトの乗っ取りを防げます。
WordPress管理画面の使い方:ツール
ツールでは、以下の項目が設置されています。
- 利用可能なツール
- インポート
- エクスポート
- サイトヘルス
- 個人データのエクスポート
- 個人データの消去
- テーマファイルエディター
- プラグインファイルエディター
それぞれ確認していきましょう。
ツール > 利用可能なツール

「ツール > 利用可能なツール」画面は、初期のWordPressの中で最も出番が少ないです。
サイトの構成を大きく見直すタイミングでふと必要になる機能が置かれています。
利用可能なツール画面の基本的な見方

初期状態のWordPressでは、この画面にはたった1つの機能しか用意されていません。
初心者の方は「普段はまったく使わない画面」と覚えてしまって問題ありません。
- カテゴリーとタグの変換ツール
ブログを長く運営していると、「最初は『タグ』として作っていたキーワードだけど、記事が増えてきたから立派な『カテゴリー』に格上げしたいな」と思う瞬間が来るかもしれません。
そんな時にこのツールを使うと、指定したタグをカテゴリーへ(またはカテゴリーをタグへ)、一発で変換できます。

この画面は普段は無視して構いませんが、サイトが大きく成長し、構造を根本から最適化する(リニューアルする)ような場面においてテクニックがあります。
- SEOに特化した「サイトの構造」に活用する
ブログのアクセスを伸ばすため、過去の雑多な記事群を整理し、例えば「HTML」「CSS」のように明確なカテゴリーへ再分類して読者の回遊率を高めるサイト改修を行うことがあります。
手作業で一つ一つの記事の分類を直していくのは骨が折れますが、「カテゴリーとタグの変換ツール」を使うことで、過去に散らかしてしまった不要なタグを一気にカテゴリーへと統合・変換できます。 - プラグインによる「隠しツール」の出現場所
初期状態では変換ツールしかありませんが、特定の高度なプラグインをインストールすると、「利用可能なツール」の画面に独自の特殊機能が追加されることがあります。
「説明書を読んでいて『ツール画面から実行してください』と書かれているのに、左メニューに見当たらない」という場合は、「利用可能なツール」の中にと追加されているケースがあるので覚えておきましょう。
ツール > インポート

インポートは、他のブログサービスや別のWordPressサイトから、記事や画像などのデータをこのサイトに持ってく「データのお引っ越し窓口」です。
これから新しく1つ目のブログを立ち上げる初心者にとってはすぐに使わない画面ですが、将来2つ目のサイトを作ったり、無料ブログから本格的に移行してきたりする際にはお世話になります。
インポート画面の基本的な見方と使い方

- Blogger / Tumblr / Movable Type など
これらは昔からある有名な無料・有料のブログサービスです。
過去にこれらのサービスで日記を書いていて、その時の記事データをお手元に持っている場合は、ここから取り込むことができます。 - WordPress(★一番よく使います)
この画面の中で圧倒的に一番出番が多いのがこれです。
「昔運営していた別のWordPressサイト」や「ローカル環境でテスト作成したWordPressサイト」のデータを今開いているこの本番サイトへ丸ごと引っ越しさせる時に使います。 - カテゴリーとタグの変換ツール
前回の「利用可能なツール」の画面にあったものと全く同じ機能です。
ここからも呼び出すことができます。


最初から引っ越し機能が使えるわけではありません。
目的のサービスを見つけたら、まずは青い文字の「今すぐインストール」をクリックします。
するとシステムが追加され、文字が「インポーターの実行」に変わるので、クリックして実際の引っ越し作業(データの読み込み)をスタートさせます。
筆者は、このインポート機能を「単なるブログの引っ越し」だけでなく、サイトのデザイン調整や効率的なサイト立ち上げのために戦略的に活用しています。
- ダミーデータを入れてデザインを効率よく整える
新しくブログを立ち上げ、SWELLなどのテーマを入れた直後は、記事が1件もないため全体のレイアウトがどうなるのかイメージが湧きません。
WordPress公式が配布しているテスト用の「ダミー記事データ一式」をダウンロードし、このインポート画面から一気に読み込ませます。
これにより、数秒で記事や画像がたくさんある状態を疑似的に作り出すことができ、デザインの微調整を進めることができます。 - 標準ツールには「容量の壁」があることに注意する
標準インポートツールは便利ですが、レンタルサーバーの設定によっては「アップロードできるデータは◯MBまで」という厳しい容量制限があります。
もし数年分のサイトを引っ越す場合は、標準機能は使わず「All-in-One WP Migration」などの引っ越し専用プラグインを導入するのがよいです。 - ローカル環境から本番環境への「データ移植」
サイトのレイアウトが崩れるリスクを避けるため、記事執筆やデザインの大きな変更を一度安全な「ローカル環境」で行います。
完成した後、ローカル環境でデータをエクスポート(書き出し)し、本番のWordPressのインポート画面から流し込むという安全な運用フローもあります。
実際に、WordPressをローカルからサーバーへの移行を考えている人は「WordPressをローカル環境から本番のサーバー環境へ移行する方法【Local】」を参考にしてください。

ツール > エクスポート

エクスポート画面は、前回の「インポート」と対になる機能で、自分のブログの記事やデータを外に持ち出す「データの書き出し窓口」です。
別のWordPressサイトへ引っ越しをする時や、万が一サイトが消えてしまった時の「バックアップ」として利用します。
エクスポート画面の基本的な見方と使い方

この画面では、ブログ内のデータを「XML」という特殊な文字形式のファイルにまとめて、自分のパソコンにダウンロードできます。
- すべてのコンテンツ(基本はこれを選びます)
あなたがこれまでに書いた記事(投稿・固定ページ)といただいたコメント、カテゴリーやタグの設定などをまるごと一つにまとめて書き出します。
定期的なデータのバックアップを取りたい場合は、これを選んでおけば間違いありません。 - 投稿 / 固定ページ / メディアなどの個別書き出し
「すべてのコンテンツ」以外の丸いボタンをクリックすると、詳細な条件の絞り込みメニューが現れます。
例えば「2026年の5月に書いた公開済みの記事だけ」や「特定のカテゴリーの記事だけ」を指定して、ピンポイントでデータを書き出せます。
一番下の青い「エクスポートファイルをダウンロード」ボタンを押すと、数秒〜数十秒であなたのパソコンにデータが保存されます。

エクスポート機能は手軽ですが、実は「サイトの完全なバックアップにはならない」という致命的な弱点があります。
筆者が行っているデータの守り方を紹介します。
- 【超重要】XMLファイルには画像やテーマが含まれない
初心者が最も勘違いしやすいポイントです。
ダウンロードできる「XMLファイル」は、あくまで「文字データ」のみの記録です。
SWELLなどのテーマの着せ替え設定データ、インストールしたプラグイン、そしてメディアにアップロードした「実際の画像データ」は一切保存されていません。
完全なバックアップを取りたい場合は、「All-in-One WP Migration」や「WPvivid Backup Plugin」といった専用のバックアッププラグインを必ず使用してください。 - ローカル環境との安全な記事のやり取りに活用する
本番環境のサイトに影響を与えずに記事の大幅なリライトを行いたい場合、個別エクスポート機能が役立ちます。
例えば「HTML/CSS」のカテゴリーの記事だけをエクスポートし、パソコン内のローカル環境にインポートします。
そこで推敲やデザイン修正を行い、完成したら再びエクスポートして本番サイトへ戻す、という運用が可能です。 - 複数人でブログを運営する際の記事の受け渡し
ブログを手伝ってくれる外注ライターさんが自身のWordPress環境を持っている場合、「Word等ではなく、そちらのWordPress上で記事を書いて、XMLデータで納品してください」と指定する方法があります。
納品されたXMLを自分のサイトにインポートするだけで、見出しや文字の装飾が維持された状態で取り込めるため、編集作業の手間が削減されます。
ツール > サイトヘルス

「ツール > サイトヘルス」画面は、WordPressが自動でブログの健康状態を診断し、問題点や改善案を教えてくれる場所です。
ブログを運営していると「サイトが重い」「セキュリティが心配」といった不安がつきまといますが、この画面を見れば、今自分のサイトが安全で快適な状態かどうかを一目で確認できます。
サイトヘルス画面の基本的な見方

画面を開くと、システムが自動でサイトの健康診断を行った結果が表示されます。
上部に「良好」という緑色のマークが出ていれば、ひとまずは安心です。
上記の画像例では、おすすめの改善として「停止中のプラグイン」「停止中のテーマ」「PHPの更新」など案が提示されています。
下にある「テスト通過」のボタンを押すと、システムがチェックして「問題なし(健康)」と判断した項目がズラッと並びます。
筆者は、この画面を単なるチェックツールとしてだけでなく、本格的なエラー解決やSEOの指標として活用しています。
- エラー解決の鍵となる情報タブの活用
画面上部の情報タブを開くと、現在利用しているサーバーのOS、データベースのバージョン、ファイルのアップロード上限サイズなど、サイトの詳細なスペックをすべて確認できます。
例えば、SWELLなどのテーマを使っていて「設定がうまく反映されない」といったトラブルが起きた際、サポートフォーラムで質問すると「サイトヘルスの情報を教えてください」と聞かれることがよくあります。
「サイト情報をクリップボードにコピー」ボタンを押せば、すべての詳細スペックを一瞬でテキスト化できるため、エンジニアに状況を正確に伝える際に役立ちます。 - 「PHPの更新」警告は絶対に放置しない(SEO対策)
ステータス画面に「PHPの更新」に関する警告が出た場合、これを最優先で処理します。
PHPのバージョンを新しいものに引き上げるだけで、サイトの表示スピードが速くなるからです。
サイトの読み込み速度はGoogleのSEO評価に直結するため、警告が出たらご契約のレンタルサーバーの管理画面から必ずPHPのバージョンアップを行いましょう。 - 「良好」で満足せず、警告「ゼロ」の無菌状態を目指す
サイトヘルスの評価が「良好」となっていても、いくつかのおすすめ改善項目が残っている場合があります。
アクセスを集める強いメディアを作るには、少しでもサイトの速度低下やセキュリティリスクを減らすため、表示される項目をすべて潰し、警告メッセージが1つも表示されない完璧な状態を維持しています。

ツール > 個人データのエクスポート

「ツール > 個人データのエクスポート」画面は、前回の「サイト全体のエクスポート」と名前が似ていますが用途は全く異なります。
個人データのエクスポート画面の基本的な見方

前回の画面は「ブログの記事データ」を書き出すものでしたが、この画面は「読者個人のデータ(残したコメントや会員情報など)」だけをピンポイントで抽出し、本人に渡すツールです。
- なぜこの機能があるの?
ヨーロッパの「GDPR」をはじめ、世界中で「自分の個人情報がどう扱われているか知る権利」が法律で厳しく守られるようになりました。
もし読者から「このブログが持っている私の個人データをすべて見せてください」という正当な開示請求があった場合、サイト管理者は速やかにデータを開示する義務があるため、この機能が標準搭載されています。 - データエクスポートリクエストを追加
開示請求をしてきた読者の「メールアドレス」を入力し、「リクエストを送信」ボタンを押します。
すると、その読者宛てに「本当に個人データの開示をリクエストしましたか?」という確認メールが自動送信されます。
読者がメール内の承認リンクをクリックすると、管理画面からその人だけのデータをまとめた「.zipファイル」がダウンロードできるようになり、それを本人に渡すことで開示完了となります。
個人ブログでは出番の少ない機能ですが、ECサイト(ネットショップ)や会員制サイトを運営する人にとっては、法律遵守の必須ツールとなります。
- ネットショップ(WooCommerce)運営時は必須の知識
WordPressに「WooCommerce」などのプラグインを入れてネットショップを構築している場合、サイトには読者の「本名、住所、電話番号、購入履歴」という重要な個人情報が大量に保存されます。
このようなサイトでは開示請求を受ける可能性が高くなるため、このツールの使い方を事前にテストして必ずマスターしておく必要があります。 - プライバシーポリシーと連動させる
サイトの信頼性を高めるには、固定ページで作った「プライバシーポリシー(個人情報の取り扱いに関する免責事項)」のページ内に、「個人データの開示を希望される場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。速やかにデータを出力し提供いたします」といった一文を明記しています。
このツールがあるからこそ、こうした法的要件を満たした宣言が可能になります。 - 「個人データの消去」ツールとセットで覚える
左メニューのこの画面のすぐ下に「個人データの消去」というメニューがあります。
これは「私のデータをすべて削除してください」という『忘れられる権利』を行使された時に使うツールです。
使い方はエクスポートと全く同じで、メールアドレスを入力してリクエストを送信し、本人の承認後にデータを完全に消去・匿名化する仕組みになっています。
セットで覚えておきましょう。
ツール > 個人データの消去

「ツール > 個人データの消去」画面は、前回の「個人データのエクスポート」とペアになる機能で、読者から「私の個人情報をサイトからすべて削除してください」という要請があった際に使う専用ツールです。
こちらも個人ブログでは滅多に使わない機能ですが、サイト運営者としてのコンプライアンス(法令遵守)の姿勢を示す重要な項目です。
個人データの消去画面の基本的な見方

この画面は、読者から「過去に書き込んだコメントのデータや、会員登録したアカウント情報をすべて消してほしい」という依頼(削除請求)が来た時に使います。
- データ消去リクエストを追加
依頼をしてきた読者の「メールアドレス」を入力し、「確認メール」にチェックが入っていることを確認して「リクエストを送信」を押します。
すると、対象の読者に「本当にサイトからあなたのデータをすべて消去してよいですか?」という最終確認のメールが届きます。
読者がメール内のリンクをクリックして承認すると、管理画面のステータスが切り替わり、WordPress上からその人の個人データを完全に消し去ることができます。
このツールが「実際にどのような形でデータを処理するのか」という裏側の仕組みまで理解してサイトを運営しています。
- 消去ではなく「匿名化」されるデータがある
このツールでデータを消去した際、実は「すべてが物理的に削除される」わけではありません。
例えば、読者が残した「コメント」そのものを完全に消してしまうと、他の人との会話の文脈がおかしくなってしまうことがあります。
そのためWordPressでは、コメントの文章自体は残しつつ、名前やメールアドレス、IPアドレスの部分だけを「匿名」に書き換えるという処理が行われます。 - 確認メールを無視された場合の「強制消去」
読者から「消して!」と怒りの依頼が来てリクエストを送信したものの、相手が確認メールの承認リンクを押してくれないケースがあります。
この場合、いつまでもデータが消せずにトラブルになるのを防ぐため、一覧表の右端にある次のステップから管理者の権限で強制消去をクリックし、承認を待たずにデータを消し去ることもあります。 - プライバシーポリシーでの「忘れられる権利」の明記
EUのGDPRなどに代表される「忘れられる権利」への対応は、現代のWebサイト運営において信頼の証となります。
メディア運営者は、プライバシーポリシー(個人情報保護方針)のページに「ご自身の個人データの消去をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。当サイトのシステムより完全に消去いたします」と明記し、このツールの存在を法的根拠として活用しています。
ツール > テーマファイルエディター

テーマファイルエディターは、WordPressを動かしている「生のプログラムコード」を直接書き換える画面です。
初心者の方がこの画面で操作を間違えると、サイトが真っ白になって管理画面にすらログインできなくなるという致命的なトラブルが最も起こりやすい、WordPress内で一番危険な場所です。
テーマファイルエディター画面の基本的な見方

この画面は、現在のテーマ(デザインのベース)を構成している「PHP」や「CSS」といった専門的なプログラムのコードを直接書き換える画面です。
- 編集するテーマを選択(右上)
コードを編集したいテーマをプルダウンで選びます。
基本的には現在有効化されているテーマが選択されています。 - テーマファイル(右側のリスト)
テーマを構成しているファイルの一覧です。
デザインのルールが書かれた「スタイルシート (style.css)」やシステムの機能が書かれた「テーマのための関数 (functions.php)」などが並んでいます。 - 中央のコードエディター
選択したファイルの中身(生のコード)が表示されます。
ここで文字を入力し、左下の「ファイルを更新」ボタンを押すと、サイトのシステムが直接書き換わります。

ネットで「WordPress カスタマイズ」と検索すると、このエディターを使ってコードを追加する方法がたくさん紹介されています。
それらを安全に実行する方法を紹介します。
- 編集は必ず「子テーマ」で行う
この画面でコードを編集する際、親テーマを直接編集することは絶対にありません。
親テーマを直接書き換えてしまうと、テーマのアップデート(更新)が来た際に、自分が書いたコードがすべて上書きされて消滅します。
必ず「子テーマ」を用意して有効化し、子テーマのファイルを編集するのがよいです。 - 「functions.php」を触る時は事前にバックアップを取る
カスタマイズ記事でよくある「以下のコードをfunctions.phpの最後に追記してください」という指示があります。
これを実行する時は細心の注意が必要です。
万が一コードの記述ミスでサイトが真っ白になると、管理画面にすら入れなくなり「元に戻す」ことすらできなくなります。
この画面から直接編集せず、事前にレンタルサーバーのFTPにアクセスし、該当ファイルのバックアップを取ってから安全に作業を行っています。 - CSSの追加なら「カスタマイザー」を使うのが安全
「文字の色を変えたい」「見出しのデザインを変えたい」といった理由で、この画面の「style.css」にコードを書き込もうとしているなら、ストップしてください。
CSSを追加するだけなら、「外観 > カスタマイズ > 追加CSS」という専用の入力欄を使うのが現代の常識です。
あちらの画面なら、コードを間違えてもサイトが壊れることはなく、リアルタイムでプレビューを確認しながら安全にデザインを変更できます。
ツール > プラグインファイルエディター

プラグインファイルエディターは、前回の「テーマファイルエディター」のプラグイン版です。
インストールした拡張機能のプログラムコードを直接書き換える画面ですが、ここでミスをするとやはりサイトが真っ白になり、最悪の場合はWordPress自体がフリーズします。
プラグインファイルエディター画面の基本的な見方

- 編集するプラグインを選択(右上)
現在インストールされているプラグイン(画像ではスパム対策のAkismet)をプルダウンで選びます。 - プラグインファイル(右側のリスト)
そのプラグインを動かしているシステムファイルの一覧です。 - 中央のコードエディター
選択したファイルの「生のプログラムコード(PHPなど)」が表示されます。
WordPress管理画面の使い方:設定
設定では、以下の項目が設置されています。
- 一般
- コネクタ
- 投稿設定
- 表示設定
- ディスカッション
- メディア
- パーマリンク
- プライバシー
それぞれ確認していきましょう。
設定 > 一般

「設定 > 一般」画面は、ブログの名前やURL、時刻の基本ルールなど、サイトの重要なコントロールパネルです。
この画面では、ブログの根幹に関わる設定を行います。
上から順に重要なポイントを解説します。
- サイトのタイトル
あなたのブログの名前です。
ブラウザのタブやGoogleの検索結果にそのまま表示されるため、ブログのテーマが伝わる分かりやすい名前をつけましょう。 - キャッチフレーズ
サイトの簡単な説明文です。
実は、ここは「空欄(すべて消す)」にしておくのが現代の主流です。 - サイトアイコン
ブラウザのタブやスマホのホーム画面に保存した際に表示される小さな正方形の画像です。
512 × 512ピクセル以上の画像を用意して設定しましょう。 - WordPressアドレス / サイトアドレス (URL)
ここはこの画面で一番危険な場所です。
絶対に文字を書き換えないでください。
「もっとかっこいいURLにしたいな」と軽い気持ちでここを変更して「変更を保存」を押した瞬間、サイトが完全に壊れ、二度と管理画面にログインできなくなります。 - 管理者メールアドレス
WordPressからの重要なお知らせ(アップデート完了通知やコメントの通知)が届くアドレスです。
普段からよく確認するメールアドレスにしておきましょう。 - タイムゾーン / 日付・時刻形式
初期状態では「UTC+0(世界標準時)」になっているため、ここを「東京」に変更してください。
これを忘れると、記事を予約投稿した際に「日本時間の通りに記事が公開されない」というトラブルの原因になります。
日付と時刻の形式は、好みの表示スタイルを選んで問題ありません。
設定 > コネクタ

「設定 > コネクタ」は、WordPressの比較的新しい機能であり、外部の便利なサービス(AI技術)とあなたのブログを繋ぐ「共通の接続プラグ」となる画面です。
これまでのWordPressでは、複数のプラグインを使う際に、それぞれの設定画面で何度も「APIキー」を入力する必要がありました。
この画面はそれを一元管理し、「一度設定すればサイト全体で使い回せる」ようにした画期的なハブ機能です。
コネクタ画面の基本的な見方と使い方

この画面は、ブログに高度な機能(スパム判定やAIによる自動生成など)を組み込む初期設定を行う場所です。
- APIキーの一元管理とは?
外部のサービスを利用するには「APIキー」という暗証番号が必要です。
この画面に一度APIキーを登録しておけば、今後サイト内でAI機能などを使う際、どのプラグインからでもその設定を自動で共有・利用できるようになります。 - 上部のAIプラグインバナー
WordPress公式が推進している機能です。
ここからAIプラグインを導入することで、面倒な「画像の代替テキスト(alt)」や「記事の抜粋」「タイトル案」などをAIに自動生成させることができます。 - 各サービスのインストール / 有効化
設定 > 投稿設定

「設定 > 投稿設定」は、あなたが新しく記事を書く際の「初期ルール」を決めておく画面です。
ブログを立ち上げた初期に一度だけ設定を確認すれば、その後はほとんど開くことのない画面です。
ただ、SEOやサイト運営の効率化において知っておくべきポイントがいくつかあります。
この画面では、主に「記事を書く時の基本ルール」と「外部への更新通知」の設定を行います。
- 投稿用カテゴリーの初期設定
記事を公開する際、うっかりカテゴリーのチェックを忘れてしまうことがあります。
その時に「自動的に割り当てられるカテゴリー」を決める場所です。 - デフォルトの投稿フォーマット
記事の見た目の種類(標準、ギャラリー、動画など)を選べますが、現在のWordPressテーマではほとんど使われない機能です。
ここは「標準」のままで問題ありません。 - メールでの投稿
あらかじめ設定した秘密のメールアドレス宛てに、文章や写真をメールで送信するだけでブログ記事として公開できる機能です。 - 更新情報サービス(Ping送信)
記事を公開した瞬間に、「新しい記事を書きましたよ!」という通知をブログランキングサイト等に自動で送るシステム(通称:Ping送信)の宛先を入力する場所です。
初期状態で入っているhttp://rpc.pingomatic.com/は代表的な通知先です。
設定 > 表示設定

「設定 > 表示設定」は、ブログの「トップページの見た目」とGoogleなどの「検索エンジンからの見え方」をコントロールするのような画面です。
表示設定画面の基本的な見方

この画面では、読者があなたのブログに訪れた時に「最初に何を見せるか」を設定します。
- ホームページの表示:サイトのトップページ(看板)の形式を決めます。
・最新の投稿:ブログの初期設定です。
・固定ページ:固定ページをトップページに設定する項目です。 - 1ページに表示する最大投稿数
トップページやカテゴリー一覧画面などで、「1ページの中に何件の記事を並べるか」を決めます。
多すぎるとページの読み込みが遅くなるため、初期設定の「10件」前後がおすすめです。 - フィード(RSS)関連の設定
読者が「RSSリーダー」という外部アプリを使ってあなたのブログの更新情報を受け取る際の設定です。
「フィードの各投稿に含める内容」は、記事を丸ごと配信する「全文を表示」ではなく、「抜粋」に変更しておくことを推奨します。 - 検索エンジンでの表示(★超重要)
「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」というチェックボックスです。
ここは絶対にチェックを入れないでください。
チェックを入れると、Googleの検索結果にあなたのブログが一切表示されなくなります。

設定 > ディスカッション

「設定 > ディスカッション」は、ブログに訪れた読者とのコミュニケーション(コメント欄)のルールを決める「交流の窓口」です。
読者からの感想をもらえるコメント機能はブログの醍醐味ですが、設定を間違えると海外からの悪質なスパム(迷惑書き込み)の標的になり、サイトの評価(SEO)を大きく落とす原因にもなります。
ディスカッション画面の基本的な見方と設定

項目がたくさんありますが、初心者が確認しておくべき重要なブロックは以下の4つです。
- デフォルトの投稿設定
今後新しく書く記事に対して、「コメントを受け付けるか」「他のブログからの通知(ピンバック・トラックバック)を受け付けるか」という基本方針を決めます。 - 他のコメント設定
コメントを受け付ける場合、「名前とメールアドレスの入力を必須にするか」などの細かいルールを決めます。
初期設定のまま(チェックが入った状態)で問題ありません。 - 自分宛てのメール通知 / コメント表示条件
コメントが書き込まれた時に、あなた(管理者)にメールで知らせるかどうかの設定です。
また、「コメントの手動承認を必須にする」にチェックを入れると、あなたが内容を確認して「承認」ボタンを押すまで、サイト上にはコメントが公開されないようになります。
※安全のため、初期設定のままにしておきましょう。 - アバター
コメント欄に表示される、読者やあなたの「アイコン画像」の設定です。
デフォルトでは「ミステリーパーソン(人型のシルエット)」が表示されます。
Webデザインやプログラミングなどの専門的なノウハウを発信するメディアやSEO集客をメインとするサイトにおいて、コメント欄の扱いはサイトの寿命を左右します。
- SEO特化サイトなら「コメント」と「ピンバック」は全オフにする
一番上の「デフォルトの投稿設定」にある3つのチェックは、すべて外してしまう(オフにする)のが現代の主流かつ最強のスパム対策です。
特に「ピンバック・トラックバック」は現在ではほぼスパムにしか使われない古い機能です。
また、記事の質(SEO)で勝負するメディアの場合、コメント欄を解放したまま放置してスパムリンクを貼られるリスクを負うよりも、初めからコメント欄を閉じ、お問い合わせフォームへ誘導する方がサイトの評価を高く安全に保つことができます。 - SWELLなら「この記事だけコメントを開放する」が簡単に可能
「基本はオフにしたいけど、たまに書く日記記事や読者に質問を投げかける記事だけはコメント欄を開けたい」という場合もあります。
SWELLなどの高機能テーマを使っている場合、この画面でサイト全体の設定を「オフ」にしておいても、記事の執筆画面の右サイドバーから「この記事だけコメントを許可する」という設定がワンクリックで可能です。
柔軟に使い分けて、管理の手間を最小限に抑えましょう。 - 「アバターの表示」をオフにしてサイトを高速化する
もしあなたがコメント欄を完全に閉鎖する運用を決めたなら、画面の一番下にある「アバターを表示する」のチェックも外してしまいましょう。
WordPress標準のアバター機能は外部のサーバーから画像を読み込む仕組みのため、サイトの表示速度をわずかに低下させる原因になります。
SWELLに備わっている美しい「著者情報ボックス」を利用すれば、この標準のアバター機能を使わなくてもプロフィール画像は綺麗に表示できるため、不要な機能はオフにしてサイトを少しでも軽くするのがよいです。


設定 > メディア

「設定 > メディア」は、あなたがブログにアップロードした写真やイラストの「自動リサイズのルール」を決める画面です。
実は、WordPressは画像を1枚アップロードすると、裏側で勝手に「大・中・小」の3つの縮小コピーを作成しています。
メディア設定画面の基本的な見方

WordPressには、1枚の大きな画像をアップロードした際、スマホ用や一覧表示用に「自動で軽い縮小コピーを3枚作成してくれる機能」が備わっています。
この画面は、そのコピーのサイズ(寸法)を決める場所です。
- サムネイルのサイズ(小サイズ)
一番小さな画像です。
「サムネイルを実寸法に切り抜く」にチェックが入っていると、元の画像が長方形であっても、ここで指定したサイズの「正方形」に自動でトリミング(切り抜き)されます。 - 中サイズ / 大サイズ
記事の本文中に挿入する際によく使われるサイズです。
指定した「幅」か「高さ」のどちらか上限に達した時点で、縦横の比率を保ったまま綺麗に縮小されます。 - アップロードしたファイルを年月ベースのフォルダーに整理
メディアライブラリに追加した画像を、サーバーの裏側で「2026年の06月フォルダ」のように自動で月ごとに仕分けて保存してくれる便利な機能です。

設定 > パーマリンク

「設定 > パーマリンク」は、ブログ記事の「URLのルール(Web上の住所の決め方)」を設定する画面です。
ここは、WordPressの全設定項目の中で「最も重要で、一度決めたら二度と変えてはいけない超重要項目」です。
パーマリンク設定画面の基本的な見方と正解

パーマリンクとは、それぞれの記事に割り当てられる「個別のURL」のことです。
初期状態では「日付」などが混ざったURLになっていますが、ブログを立ち上げたら真っ先にここを変更する必要があります。
- 基本 (
/?p=123)
記事のID番号が割り振られます。
どんな記事かURLから推測できないため、SEO的には少し不利になります。 - 日付と投稿名 / 月と投稿名
URLの中に「2026/06/12/」のように日付が入ります。
後から記事の内容を最新情報に書き換えても、URLが古い日付のままになってしまうためおすすめしません。 - 数字ベース
記事に連番が振られます。
シンプルですが、これも記事の内容がURLから推測できません。 - 投稿名(★これ一択)
画像でも選択されている通り、これが現在のSEOにおける大正解の設定です。
記事のタイトル(投稿名)がそのままURLになるため、読者にとってもGoogleの検索エンジンにとっても「何について書かれた記事なのか」が最も分かりやすい理想的な構造になります。
まとめ
WordPressの管理画面は、日々の「記事作成やコンテンツ管理」を行う表側の機能とサイトの「デザイン・セキュリティ・基本ルール」を定める裏側の設定機能の2つで構成されています。
初心者が安全に触れるメニューとサイトが真っ白になる危険なメニューを明確に区別し、SEOに最適な初期設定を終わらせることが本格的なメディア運営の第一歩です。
これまでに解説したWordPressの管理画面全体についてのまとめを記載します。
- 投稿・固定ページ・メディア関係
日々のブログ記事や画像、サイトの案内板(固定ページ)、記事を繋ぐタグを管理する「コンテンツの心臓部」です。 - コメント関係
読者との交流窓口ですが、SEO重視のサイトではスパム対策として最初から閉鎖する運用もセオリーです。 - 外観関係
テーマ(SWELLなどのテンプレート)の管理とサイトデザインの着せ替えを行います。
使わないテーマは削除するのが安全の基本です。 - プラグイン関係
サイトに便利な機能(拡張アプリ)を追加・管理する場所です。
テーマの標準機能との重複を避け、最低限の数に絞ることが高速化のコツです。 - ユーザー関係
ログインIDやプロフィール、外注ライターの権限を管理する場所です。
「ブログ上の表示名」を変更する必須のセキュリティ対策を行います。 - ツール関係
サイトの健康診断(サイトヘルス)やデータの引っ越し(インポート・エクスポート)を行う場所です。
直接コードをいじる「ファイルエディター」系のメニューは絶対に触ってはいけないです。 - 設定関係
パーマリンク、トップページの表示形式、AIとの連携など、ブログの根幹となる最重要ルールを決定するコントロールパネルです。
設定後はむやみに変更しないことが求められます。

