SWELLとCocoonの違いを徹底比較!どっちを選ぶべきか迷っている方へ

本記事では、WordPressの人気テーマである「SWELL」と「Cocoon」に関する比較情報を分かりやすくまとめて解説しています。

「WordPressサイトを始めたけど、テーマ選びの考え方がわからない…」
「テーマ選びで失敗したくない…」

こういった悩みを持たれて、現在WordPressサイトを運営し始めた人もいるかと思います。

結論から言えば、「テーマ選び」を間違えるとWordPressサイトを継続的に運営し続けることが困難です。

理由は、テーマによる機能不足やデザインレイアウトの制限があると、実装あるいはSEO対策の観点からサイト評価が劣ってしまい、誰も見ないサイトと化してしまうためです。

アクセスを集めるサイトは、漏れなくWordPressテーマ選びを徹底しています。

ここでは、製品情報の比較から機能比較まで徹底的に記載していますので、確認したい内容を閲覧頂ければ幸いです。

目次

SWELLとCocoonにおける製品情報の比較

まずは、「SWELL」と「Cocoon」の製品情報を比較していきます。

比較項目SWELLCocoon
公式サイトhttps://wp-cocoon.com/
販売価格17,600円(税込)無料
ダウンロードhttps://wp-cocoon.com/
販売形式買い切り型
複数サイト使い回し可能使い回し可能
ライセンス100%GPL100%GPL
サポート状況公式フォーラム公式フォーラム
販売時期2019年3月2018年3月
事業者株式会社LOOSエックスサーバー

GPLとは、WordPress本体でも利用されている再配布可能なOSS(オープンソースソフトウェア)のライセンス形態です。

SWELL公式サイト
Cocoon公式サイト

比較による一番の違いは、無料(0円)か有料(17,600円)かといった差があります。

SWELLとCocoonのWordPressサイト比較項目

SWELLとCocoonといったWordPressテーマを利用する以前に、サイト全体で考慮しなければならない項目があります。

サイト全体で考慮すべき項目

  • サイト全体に関わる設定
  • デザインレイアウトのカスタマイズ性
  • 記事単位におけるカスタムブロックのカスタマイズ性

上記をどれだけ考慮した設計になっているWordPressテーマかによって、利用者の満足度は高まると考えています。

そのため、上記3つを基準としてSWELLとCocoonの比較を実施していきます。

両者とも国内トップクラスのテーマですが、「テーマ(外観)にどこまで機能を持たせるか」という基本思想が全く異なるため、比較するとそれぞれのメリットが浮き彫りになります。

Cocoonは「テーマ単体ですべて完結させる」オールインワン型であるのに対し、SWELLは「デザインと必須機能に特化し、SEO等はプラグインに任せる」という役割分担を重視しています。

どのような項目で比較できるのか、全体像を目的別と表で整理しています。

スクロールできます
比較する機能意味・役割SWELLの特徴Cocoonの特徴メリット
カスタマイズ画面サイトの色や形を変更する設定画面の使いやすさ実際の画面(プレビュー)を見ながら直感的にクリックで変更専用の管理画面から、文字を読んで設定項目を探すSWELLは「ここを変えたらどうなるか」がすぐ見れるので、Webデザインの知識がなくてもパズル感覚で設定できます。
デザインの着せ替え一瞬でプロっぽい見た目にする機能公式のデモデータで洗練されたデザインに一括変更豊富に用意された「スキン」から好きなデザインを選ぶCocoonは種類が豊富。SWELLはメインカラーを決めるだけで、全体が今風のおしゃれなデザインにまとまります。
アニメーションふわっと画像が出るようなサイトの「動き」の設定クリックだけで簡単に設定可能自分でコードを書くか簡単な設定のみSWELLは、素人でも簡単に「動きのあるリッチなサイト」を作ることができ、読者の目を引きつけやすくなります。

SWELLとCocoonの機能比較|サイト全体設定

ここでは、記事の骨組みとして使える4つの比較項目と「何が効率化・改善されるのか」を解説します。

比較機能を大別すると、以下の内容になります。

サイト全体設定の比較項目
  • 高速化・SEO設定の統合度
  • 初期設定のUIと直感性
  • 共通パーツの管理システム
  • 全体デザインの一括着せ替え機能

各比較項目に対するSWELLとCocoonの特徴をまとめておきます。

比較する機能SWELLの特徴Cocoonの特徴
高速化・SEO設定機能が分離しており、将来テーマを変えてもSEO設定を引き継ぎやすい。(高速化は標準搭載)テーマ内に設定が完全網羅されており、プラグインなしで完結する。
初期設定のUIプレビューを見ながらクリック一つで直感的に変更でき、デザイン完成までが圧倒的に早い。独自の巨大な設定画面からテキストベースで管理し、設定の全体像を把握しやすい。
共通パーツ管理ブログパーツ機能により、大元の1箇所を修正するだけで全ページに即座に反映される。定型文やウィジェットを活用し、オーソドックスなWordPressの作法で配置できる。
全体デザイン公式デモデータや、メインカラー設定だけで自動でプロ級の統一感が生まれる。豊富な「スキン」から選ぶだけで、サイト全体の雰囲気をガラッと完成させられる。

高速化・SEO設定の統合度

サイト全体のパフォーマンスや検索エンジンへのアプローチに関わる設定です。

両者の設計思想が大きく分かれる部分です。

比較する機能SWELLCocoon
SEOプラグイン必要(SEO SIMPLE PACKを推奨)不要(テーマ内に完全網羅)
高速化機能最新の遅延読み込み等が標準搭載キャッシュ等、自身で細かく設定可能
テーマ変更のリスク低い(プラグインに設定が残るため)高い(SEO設定がテーマに依存するため)

Cocoonは、テーマ内にSEO・高速化設定が完全網羅されているため、プラグインの導入数や競合トラブルを極限まで減らし、初期構築の手間が省けます。

Cocoon設定 > SEO設定画面

一方でSWELLは、SEO機能を専用プラグインに分離しているため、将来テーマを変えてもSEO設定(メタデータなど)を引き継ぎやすく、長期的な運用リスクが軽減されます。

また、テーマ側にはモダンな高速化機能が標準搭載されています。

SWELL設定 > 高速化設定画面
SEO SIMPLE PACKの設定画面

初期設定のUIと直感性

サイトのベースカラー、フォント、全体レイアウトを決定する際のアプローチです。

比較する機能SWELLCocoon
操作画面カスタマイザー(視覚的・プレビュー形式)独自設定画面(テキスト・リスト形式)
リアルタイム反映クリックと同時にプレビュー反映保存するまでプレビュー不可
Webデザインの知識全くなくてもプロ級のデザインが組めるあると細かいカスタマイズに活かしやすい

Cocoonは、独自の巨大な設定画面からテキストベースで項目を選んでいくため、設定の全体像をリストとして管理できます。

SWELLは、WordPress標準の「カスタマイザー」を極限まで拡張しており、プレビュー画面を見ながらクリック一つで色や丸み、レイアウトがリアルタイムに変わります。

これにより、サイトの立ち上げからデザイン完成までの時間が圧倒的に短縮されます。

リアルタイムプレビュー機能

共通パーツの管理システム

お知らせバナー、CTA(コールトゥアクション)、著者情報など、サイト全体に使い回すパーツの管理方法です。

比較する機能SWELLCocoon
主な管理機能ブログパーツ機能定型文、ウィジェット
パーツの作成方法ブロックエディタで直感的に作成テキストエディタやHTMLベース
修正時の反映範囲大元を直せばサイト全域に一括反映配置方法により個別修正が必要な場合あり

Cocoonは、「定型文」機能や豊富に用意されたウィジェットエリアを活用し、オーソドックスなWordPressの作法で各所に配置できます。

Cocoon|外観 > ウィジェットエリア画面

SWELLは、「ブログパーツ」機能が強力です。

リッチなデザインのパーツを1つ作っておけば、ショートコードやウィジェットでどこにでも呼び出せます。

キャンペーン情報などを大元のパーツ1箇所で修正するだけで全ページに即座に反映されるため、運用開始後のメンテナンスコストが劇的に下がります。

ブログパーツ編集画面
カテゴリーページへの追加画面

全体デザインの一括着せ替え機能

初期段階で、いかに早くプロ品質のデザインに到達できるかの比較です。

比較する機能SWELLCocoon
着せ替えの方法デモデータ適用 + メインカラー設定豊富な「スキン」を選択
デザインの統一感テーマ側で自動的に最適な配色に統一されるスキン作成者のセンスに依存
プロ品質への
到達速度
最短数クリックで洗練された状態になるスキン選びに時間がかかる場合がある

Cocoonは、豊富な「スキン(有志作成含む)」が用意されており、リストから選んで適用するだけでサイト全体の雰囲気をガラッと変えられます。

SWELLは、公式のデモサイト着せ替えデータが利用できるほか、カスタマイザーでメインカラーとフォントを設定するだけで、サイト全体のボタンや見出しに自動でプロ級の統一感が生まれます。

SWELL DEMO1
SWELL DEMO2
SWELL DEMO3
SWELL DEMO4
SWELL DEMO5
SWELL DEMO6

SWELLとCocoonの機能比較|デザインレイアウト設定

ここでは、サイト全体のデザインレイアウトにおける3つの比較項目と「何が効率化・改善されるのか」を解説します。

比較機能を大別すると、以下の内容になります。

デザインレイアウト設定の比較項目
  • トップページやメインビジュアルの構築
  • サイドバーやウィジェットエリアの柔軟性
  • CSSを用いた独自デザインの拡張性

各比較項目に対するSWELLとCocoonの特徴をまとめておきます。

比較する機能SWELLの特徴Cocoonの特徴
トップページ
メインビジュアル
全てブロックエディタで自由に配置でき、コーディング不要で企業サイトのようなリッチな見た目が作れる。ウィジェットにパーツをはめ込む従来型で、決められた枠組みの中で迷わずシンプルな構成が作れる。
サイドバー
ウィジェット
サイドバー等でもブロックが使えるため、手軽にリッチなナビゲーションボタンやバナー画像を配置できる。ウィジェットエリアが非常に細かく多数用意されており、特定の場所にすぐ広告やテキストを出せる。
CSSカスタマイズページ単位やブロック単位で直接CSSを書けるため、特定のパーツだけをピンポイントで装飾しやすい。子テーマのstyle.cssを使うのが基本で、サイト全体に一括で独自のスタイルを当てて管理しやすい。

トップページやメインビジュアルの構築

サイトの顔となるトップページのレイアウトの自由度とファーストビュー(ヒーローセクション)をどれだけ柔軟に作れるかの比較です。

比較する機能SWELLCocoon
トップページの構造全てブロックエディタで自由に配置可能(フルワイドも簡単)ウィジェットエリアにパーツをはめ込んでいく従来型
メインビジュアルスライダー、動画背景、テキスト重ね合わせが標準搭載基本的な画像配置やシンプルなアピールエリア
自由度と手軽さコーディングなしで企業サイトのような自由な配置が可能決められた枠組みの中でのカスタマイズになる

Cocoonは、従来のWordPressらしいウィジェットベースの構築なので、どこに何を入れるかという「枠組み」が分かりやすく、シンプルなブログ型のトップページを迷わず作れます。

Cocoon|外観 > ウィジェットエリア画面

SWELLは、フルワイド(横幅いっぱい)のセクションや動きのあるリッチなメインビジュアル(ヒーローセクション)をブロック操作だけで作れます。

トップページ専用の固定ページを作り込むことで、ブログ型から「Webサイト型」のレイアウトへの移行が効率化されます。

カテゴリーページを作成している編集画面
「WordPressの始め方」カテゴリーページ

実際の表示画面を確認した場合は、以下から確認してみてください。

サイドバーやウィジェットエリアの柔軟性

サイドバーの配置やカテゴリーごとのナビゲーションなど、サイトの回遊性を高めるレイアウト機能の比較です。

比較する機能SWELLCocoon
ウィジェットエリアの数必要十分な数に絞られている非常に多く、細かく場所が指定されている
サイドバーのカスタマイズブロックが使えるため、自由なデザインのボタン等も配置可能テキストや標準ウィジェットがメイン
スマホでのレイアウトスマホ専用のメニュー(固定フッター等)の設定が豊富PCのサイドバーがそのまま下に落ちるのが基本

Cocoonは、記事の上、下、中間など、かゆいところに手が届くウィジェットエリアが最初から大量に用意されているため、広告や特定の案内を「とりあえずここに出したい」という時にすぐに対応できます。

SWELLは、サイドバー等のウィジェットエリアでも「ブロック」が使えるため、HTML/CSSを書かなくても、カテゴリー別のリッチなナビゲーションボタンやプロフィールを組むことができます。

また、どちらもスマホ閲覧時の下部固定メニューなども標準でレイアウト可能です。

Cocoonのウィジェットエリア
SWELLのウィジェットエリア

CSSを用いた独自デザインの拡張性

HTMLやCSSを使って、自分好みのレイアウトへ微調整・拡張したい時の「カスタマイズのしやすさ」の比較です。

比較する機能SWELLCocoon
CSSの追加場所ページ単位、または「ブロック単位」で直接CSSを書ける。子テーマのstyle.cssやカスタマイザーが基本。
HTML/CSSの構造モダンでクリーンな構造。クラス名も分かりやすい。昔ながらの堅牢なWordPressのソースコード。
カスタマイズのしやすさ特定のパーツやブロックだけをピンポイントで装飾しやすい。全体に対して一括でコードを当てやすい。

Cocoonは、子テーマを利用した従来のカスタマイズ手法になります。

サイト全体に一気に独自のCSSを適用して、根幹からレイアウトを変えたい場合に管理がしやすいです。

テーマファイルエディター画面

実際にはVSCodeなどのテキストエディターで編集することを推奨します。
コードを誤って更新すると、画面が真っ白になりエラーになるためです。

SWELLは、ブロックエディタの設定パネルに「カスタムCSS」を入力する欄があり、そのブロックだけに効くCSSをサクッと書けます。

「ここの余白だけ変えたい」「このボタンだけHTML/CSSで作った独自アイコンを置きたい」といった、Webデザイン視点での局所的なレイアウト調整が効率的に行えます。

SWELLとCocoonの機能比較|記事単位のカスタムブロック

ここでは、記事単位で使えるカスタムブロックとして2つの比較項目と「何が効率化・改善されるのか」を解説します。

比較機能を大別すると、以下の内容になります。

記事単位におけるカスタムブロックの比較項目
  • 独自ブロックの種類と初期デザインの完成度
  • ブロックごとの装飾・スタイル変更の操作性

各比較項目に対するSWELLとCocoonの特徴をまとめておきます。

比較する機能SWELLの特徴Cocoonの特徴
独自ブロックの
種類とデザイン
ステップやFAQなど、最初からプロ級のデザインが施された専用ブロックが豊富に揃っている。吹き出しやブログカードなど、記事執筆に必要なブロックが汎用性の高いシンプルなデザインで一通り揃っている。
ブロックごとの
装飾・スタイル変更
右側の設定パネルから、ワンクリックでデザイン(線や塗りつぶしなど)を直感的に切り替えられる。右側パネルで色や設定を変更できる。機能は豊富だが、設定項目が縦に長くテキストベースなことが多い。

独自ブロックの種類と初期デザインの完成度

記事を読みやすくする「パーツ(ブロック)」の豊富さと配置した瞬間のデザイン性の比較です。

比較する機能SWELLCocoon
専用ブロックの数非常に豊富で、表現の幅が広い。執筆に十分な数が揃っている。
初期デザイン配置した瞬間から美しく、完成されている。シンプルで、自分で色などを調整しやすい。
よく使う主な機能アコーディオン、ステップ、関連記事、FAQ吹き出し、ブログカード、案内ボックス

Cocoonは、シンプルで汎用性の高いブロックが揃っているため、自分でルールを決めて色や形を統一していく楽しみがあります。

標準的なWordPressのブロックエディタの延長線上で迷わず執筆に集中できます。

SWELLは、「手順(ステップ)」や「Q&A(FAQ)」など、リッチな表現ができる独自ブロックが最初から美しくデザインされています。

デザインを整える時間が不要になるため、見栄えの良い記事を書き上げるまでの時間が短縮されます。

Cocoonのカスタムブロック
  • アイコンボックス
  • 案内ボックス
  • 白抜きボックス
  • 付箋風ボックス
  • タブボックス
  • 吹き出し
  • ブログカード
  • ボタン
  • 囲みボタン
  • アコーディオン
  • 検索案内
  • タイムライン
  • アイコンリスト
  • FAQ
  • ランキング
  • テンプレート
  • ボックスメニュー
  • 広告
  • プロフィール
  • 新着記事
  • 人気記事
  • 新着情報
  • ナビカード
  • タブ
  • CTA
  • レーダーチャート
  • キャンペーン
  • ログインユーザー限定
  • Amazon商品リンク
  • 楽天商品リンク
  • 見出しボックス
  • タブ見出しボックス
  • ラベルボックス
  • マイクロバルーン
  • マイクロテキスト
  • 2カラム
  • 3カラム
SWELLのカスタムブロック
  • リスト入りグループ
  • アコーディオン
  • バナーリンク
  • ボックスメニュー
  • SWELLボタン
  • キャプションボックス
  • リッチカラム
  • 説明リスト(DL)
  • FAQ
  • フルワイド
  • ステップ
  • タブ
  • ABテスト
  • 広告タグ
  • ふきだし
  • ブログパーツ
  • リンクリスト
  • 投稿リスト
  • 関連記事
  • 制限エリア
  • 商品レビュー
  • RSS

ブロックごとの装飾・スタイル変更の操作性

配置した見出しやボックスなどの「デザイン(見た目)」をどのように変更していくかの操作感の比較です。

比較する機能SWELLCocoon
スタイル変更のUI視覚的なアイコンのワンクリック操作が中心プルダウンやテキスト入力が中心
装飾のバリエーション複数のスタイル(塗りつぶし、左線など)が標準装備基本的な色変更や枠線が中心
操作の直感性直感的に「これを押せばこうなる」が分かりやすい項目を読んで設定していく必要がある

Cocoonは、右側の設定パネルから背景色や文字色をカラーパレット等で細かく設定できます。

堅実に一つ一つの数値を決めていきたい場合に適しています。

Cocoonの記事編集画面|ブロックデザイン

SWELLは、ブロックを選択すると、右側のパネルに「スタイル」という視覚的なアイコンが並びます。

これをポチポチとクリックするだけで、「枠線のみ」「背景色あり」「ストライプ柄」など、ブロック全体のデザインが一瞬で切り替わるため、執筆中の装飾にかかる手間が大幅に省けます。

SWELLの記事編集画面|ブロックデザイン

まとめ|SWELLとCocoonどっちを選ぶべき?

SWELLとCocoonは、どちらも国内トップクラスの素晴らしいテーマですが、根本的な設計思想が異なります。

一言で言えば、「WordPressの基礎を時間をかけて学ぶか」「時間を買って一直線にコンテンツ制作へ向かうか」の違いです。

SWELLとCocoonどっちを選ぶべき?
  • Cocoonがおすすめな人|時間をかけて基礎から構築したい
  • SWELLがおすすめな人|サイト構築の手間を省いて執筆に集中したい

これまでの比較項目を振り返ることができるまとめ表です。

自分に合ったテーマを最終確認するためにご活用ください。

比較する軸SWELL(有料)Cocoon(無料)
サイト全体の管理
(SEO・高速化)
専用プラグインと役割を分担するモダン・リスク分散型テーマ単体で完結するオールインワン型
初期設定のUI
(デザイン構築)
カスタマイザーでプレビューを見ながら直感的なクリックで構築独自の巨大な設定画面からテキストベースで構築
レイアウトの自由度
(トップページ等)
ブロックエディタを駆使して直感的かつ自由に配置可能用意されたウィジェットエリアを活用する堅実な枠組み
記事執筆のスピード
(ブロックと装飾)
ワンクリックで切り替わる完成されたプロ級の装飾汎用性が高く、自身で色などをカスタマイズする前提の装飾
カスタマイズ性
(CSSの活用)
ブロック単位で直接CSSを書き、ピンポイントで装飾するのが得意子テーマ等でサイト全体へ一括でコードを当てるのが得意
一言で表すと?時間を買って、執筆と運用効率を最大化する「品質への投資」予算を抑え、WPの基礎をじっくり学べる「最強の無料テーマ」

Cocoonがおすすめな人|時間をかけて基礎から構築したい

Cocoonは、テーマ単体で何でもできる「オールインワン」の作りが魅力です。

設定画面はテキストベースで項目も多いですが、その分「WordPressの仕組み」を裏側からじっくり学ぶことができます。

Cocoonがおすすめな人

  • 完全無料でブログやサイトを始めたい人
  • プラグインを極力入れず、テーマ側で全て管理したい人
  • HTMLやCSSの知識があり、子テーマを使ってサイト全体を自分好みにカスタマイズしたい人

SWELLがおすすめな人|サイト構築の手間を省いて執筆に集中したい

SWELLは、デザイン構築や日々の装飾にかかる「無駄な時間」を極限まで削ぎ落としてくれます。

カスタマイザーやブロックエディタを使った直感的な操作は、一度体験すると元には戻れないほどの快適さです。

SWELLがおすすめな人

  • Webデザインの知識がなくても、最短でプロ級のサイトを立ち上げたい人
  • 運用開始後の修正(共通パーツの管理など)を効率化したい人
  • 高品質な記事の執筆にすべてのリソースを集中させたい人

予算が許すのであれば、SWELLは「初期設定の時短」と「日々の執筆の効率化」という形で、価格以上のリターンを確実にもたらしてくれるはずです。

徹底的にSWELLをレビューした記事も確認したい人は「有料WordPressテーマ「SWELL」のレビュー・メリットデメリット」を参考にしてください。

「SWELL vs Cocoon」でよくある質問(FAQ)

完全なブログ初心者です。
最初から有料のSWELLを買うべきですか?それとも無料のCocoonで十分ですか?

予算が許すのであれば、最初からSWELLを導入することをおすすめします。

Cocoonは素晴らしいテーマですが、初心者にとっては設定項目が多く、デザインを整えるまでに時間がかかりがちです。

SWELLなら直感的な操作で初日からプロっぽいサイトが作れるため、「挫折リスク」を大幅に減らせます。

また、途中でテーマを乗り換える手間に時間を奪われないためにも、最初からの投資がおすすめです。

途中でCocoonからSWELLへ乗り換える(移行する)のは大変ですか?
記事が崩れるって本当ですか?

SWELLには「移行サポートプラグイン」が用意されているため他テーマよりは遥かにラクですが、記事の数が多いほど修正の手間は発生します。

移行プラグインを使えば、Cocoon特有の装飾(吹き出しやボックスなど)が一時的に維持されます。

しかし、デザインを完全にSWELL仕様に最適化するためには、最終的に1記事ずつ目視で微調整していく必要があります。

記事数が数十〜数百本に増えてからだと修正が大きな負担になるため、早めの決断が推奨されます。

CocoonからSWELLに変えたら、SEOの順位やアクセス数(PV)は上がりますか?

テーマを変えただけで直接検索順位が急上昇することはありませんが、間接的な好影響は期待できます。

SWELLもCocoonも、SEOの内部対策(検索エンジンに評価されやすい仕組み)はどちらも最高峰です。

ただし、SWELLにすることで「ページの表示速度が上がる」「デザインが洗練されて読者の滞在時間が伸びる」といった要素が生まれ、その結果としてGoogleからの評価やアクセス数が向上するケースは多々あります。

Cocoonで使っているプラグインは、SWELLでもそのまま使えますか?

ほとんどはそのまま使えますが、SWELLでは不要になるプラグインが多いため、むしろ減らすことができます。

注意点として、Cocoon独自の機能(目次、ブログカード、吹き出し、高速化機能など)のためにプラグインを別途入れている場合、SWELLにはこれらが標準搭載されているため削除(無効化)できます。

ただし、SWELLはSEO機能をあえて切り離しているため、Cocoonから移行する際は公式推奨の「SEO SIMPLE PACK」というプラグインを新しく導入する必要があります。

SWELLは1回買えば、2つ目以降のブログ(複数サイト)でも追加料金なしで使えますか?

はい、追加料金なしで何サイトでも無制限に利用できます。

SWELLは「1ライセンス=1ユーザー(購入者本人)」の規約(100%GPL)になっているため、本人が運営するサイトであれば、ブログ、企業サイト、ポートフォリオなど、いくつでも同時に使い回せます。

将来的に複数サイトを運営する計画がある場合、使えば使うほど1サイトあたりのコストが下がるため、コスパが良い買い切り型テーマです。

この記事を書いた人

sugiのアバター sugi Site operator

【経歴】玉川大学工学部卒業→新卒SIer企業入社→2年半後に独立→プログラミングスクール運営/受託案件→フリーランスエンジニア&SEOコンサル→Python特化のコンテンツサイトJob Code&UIコピペサイトCode Stock運営中

目次