これからWordPressブログで収益化を目指したい人は、WordPressブログでどのような収益化パターンがあるのか理解しておく必要があります。
また、収益化パターンによって仕組みがどうなっているのかも理解を深めておくと今後のWordPressブログ運営を拡大できるかにつながります。
本記事で理解できること
- WordPressブログの主な収益化パターンと仕組み
- 【目的別】WordPressブログにおける収益化パターンの選び方
- 各収益化に合わせたWordPressブログの検索キーワード
本記事では、WordPressブログの収益化パターンと仕組みを理解したあとに、あなたの目的別における各収益化の選び方と各収益化に合わせた検索キーワードをまとめています。
せっかくWordPressブログを始めるのに、「努力の方向性」を間違えると、本当に”1円”も稼ぐことができません。
WordPressの収益化と仕組みだけでなく、WordPressの始め方や準備方法も網羅的に知りたい人は「【超初心者向け】WordPressとは?始め方・準備方法・収益化までの全手順」を一読ください。


WordPressブログの主な収益化パターンと仕組み
ここでは、WordPressブログの主な収益化パターンとその仕組みについて解説します。
現在では、無料ブログサービスの「note」や「Brain」といった媒体もありますが、最終着地点をWordPressブログあるいはWordPressサイトを経由したコンバージョン(成果・成約)としています。
以下は、WordPressブログで実施できる収益化パターンになります。
- Google AdSenseによる収益化
- アフィリエイト広告(物販系・ASP系)による収益化
- 個人・自社ECサイトによる収益化
各収益化と仕組みについて解説します。
また、以下の指標で各収益化の仕組みを評価しています。
各収益化の仕組みに対する評価指標
- 収益化の難易度(低い ── 高い)
初めての「1円」を稼ぐまでの難しさ。 - 収益の爆発力(低い ── 高い)
軌道に乗ったときに得られる金額の大きさ(単価の高さ)。 - 必要なスキル量(少ない ── 多い)
ライティングやマーケティング、インフラ構築に関する知識・行動の必要量。
Google AdSenseによる収益化と仕組み


Google AdSenseは「クリック型報酬広告」と呼ばれ、ブログ記事内の広告をクリックされた段階で収益が発生する仕組みになります。
アクセス数さえ集めれば最も手軽に稼げる反面、単価が低いため大きな金額にするには膨大なPV数が必要になります。
実際に、記事内の広告が「クリックされるだけ」で報酬が発生するため、特別なセールススキルがなくても1円を稼ぐハードルが最も低いです。
ただし、1クリック数円~数十円の世界なので、まとまった収入を得るには毎月数万〜数十万PVという大量のアクセスを集める必要があります。
アフィリエイト広告による収益化と仕組み
アフィリエイト広告による収益化には、主に2種類のアフィリエイト広告に分けられます。
- 物販系アフィリエイト広告
- ASP系アフィリエイト広告
物販系は商品そのものを紹介する記事が多く、ASP系はWebサービスを紹介する記事が多い印象です。
物販系アフィリエイト広告による収益化と仕組み


物販系アフィリエイトは、日常的な商品(本、ガジェット、日用品など)を紹介し、読者が普段使っているAmazonや楽天のアカウント経由で購入されると報酬が発生する仕組みです。
累計6.8万部と、今ブログ関連で最も売れている本になります。
著者は、最高158万PV/月の人気ブロガーヒトデさんです。
「ブログ月収100万超えを4年以上継続しているが、1からブログをやるならどうするか」という30分超えセミナー動画もあるので、中級者以上の方にも役に立つ書籍になってます。
Amazonや楽天という超大手サイトの「すでにクレジットカードが登録されている安心感」があるため、読者が購入ボタンを押す心理的ハードルが極めて低いです。
初心者が「初めての1円(0→1)」を達成するのに最も適しています。
ただし、報酬単価が商品代金の数%(数十円〜数百円)と非常に低いため、大きく稼ぐにはアドセンス同様に膨大なアクセス数が必要になります。
ASP系アフィリエイト広告による収益化と仕組み


ASP系アフィリエイトは、A8.netなどのASPを経由し、企業が提供するサービス(レンタルサーバー、Webデザインスクール、クレジットカードなどの高単価案件)を紹介する仕組みです。
ここから「収益化の難易度」「収益の爆発力」「必要なスキル量」すべてにおいて、難しさが跳ね上がります。
読者に「新しいサービスへの申し込み」を決断させるため、物販系に比べると成約の難易度とセールスライティングのスキルが求められます。
しかし、最大の魅力は「圧倒的な高単価」です。
1件成約するだけで数千円〜1万円以上の報酬が発生する案件も多く、少ないアクセス数でも月数万〜数十万円を稼ぎ出すことができる、ブログ収益化の「本命」となる仕組みです。
まずは物販系で初報酬の感覚を掴み、最終的には高単価なASP系で大きく稼ぐといったブログ運営のロードマップを敷くのもよいです。
個人・自社ECサイトによる収益化と仕組み


個人・自社ECサイトによる独自商品の直接販売は、メルマガでのリストマーケティングや、Stripe/Paypalなどの決済連携を使い、自作のデジタルコンテンツやサービスを直接ページ内で販売する仕組みです。
メルマガ登録後に送られてくる独自商品販売ページ例


中間マージン(手数料)がほぼ発生せず、売上が100%自分の利益になるため収益性は最強です。
ただし、売るための仕組み(決済の実装やメルマガの配信システム構築)や集客から販売までのマーケティング知識が必要になるため、ブログ初心者がいきなり始めるにはハードルが高い仕組みです。
筆者も2サイト目で運営しているPython特化サイトでは、メルマガ登録の仕組み・ホワイトペーパーあるいは無料教材の開発と配布・ステップメールの作成・有料デジタルコンテンツ開発・販売用LP作成など、全てを手掛けつつメルマガサービス(筆者はマイスピー)と決済サービス(PaypalとStripe両方)を活用して実現しています。
このように、収益化には様々な仕組みがありますが、初心者が最短で成果を出すなら『アフィリエイト』からスタートするのが一番の近道です。
そして、アフィリエイトや独自商品の販売を自由なデザインと規約制限なしで行うには、無料ブログではなくWordPressでの運営が絶対条件になります。
まずは最初の土台となるサーバー選びから一歩を踏み出してみましょう。
レンタルサーバーを選びに悩んでいる人は「WordPress初心者へおすすめのレンタルサーバー4社を比較」を一読ください。


【目的別】WordPressブログにおける収益化パターンの選び方
ここでは、WordPressブログにおける収益化パターンの選び方について解説します。
まずは、WordPressブログで収益化を出すために理解しておかなければならない計算式と指標があります。
少し小難しいですが、以下の計算式と指標をざっくり頭に入れてもらい、詳細な解説は後述します。
Web収益化の「共通計算式」と4つの指標
収益 = PV × CTR × CVR × 報酬単価
- PV(ページビュー数 / 集客力)
記事が読まれた回数。 - CTR(クリック率 / 誘導力)
記事を見た人のうち、広告や販売ページへのリンクをクリックした割合。 - CVR(成約率 / 販売力)
リンクをクリックした人のうち、実際に商品を購入・契約した人の割合。 - 報酬単価(商品力)
1件成約した際に得られる利益。
4つの指標のうち、「どの指標が固定され、どの指標を自分の力で伸ばせるか」によって、選ぶべき収益化パターンが変わります。
以下の運営方針でWordPressブログは大別できます。
- 大衆向け・トレンド型のWordPressブログ
- 趣味・レビュー型のWordPressブログ
- 悩み解決・特化型のWordPressブログ
- ファン化・クリエイター型のWordPressブログ
大衆向け・トレンド型のWordPressブログ
芸能ニュースやテレビの話題など、世間の関心が高いトレンド記事を毎日量産できる人は大衆向け・トレンド型のWordPressブログが向いています。
そのため、何度も検索される「辞書的」なサイトを構築し、毎月数十万という圧倒的な大衆アクセスを集客できるサイト運営者になれれば十分にGoogle AdSenseの収益化を目指せます。
Google AdSense(クリック型報酬広告)がおすすめ
特徴
クリックされた時点で報酬が発生するため、CVR(成約率)の概念が存在しません。
ただし、1クリックあたりの単価が数十円と極めて低く固定されています。
関係式
収益 = PV × CTR × (CVRは不要) × 低単価(固定)
最重要指標:【PV(アクセス数)】
単価が低く固定されている以上、収益を伸ばす唯一の現実的な方法は「とにかく大量のアクセスを集めること」です。
トレンド記事やバズを狙い、月間数十万PVを叩き出す「集客特化」の戦略が求められます。
趣味・レビュー型のWordPressブログ
ガジェット、本、キャンプギア、コスメなど、自分が実際に買った商品のリアルなレビューをこまめに発信できる人は、趣味・レビュー型のWordPressブログが向いています。
専門知識よりも「写真の多さ」や「消費者としての率直な感想」を熱量高く伝えられるサイト運営者になれれば、物販系アフィリエイト広告による収益化を目指せます。
物販系アフィリエイト(Amazon・楽天など)がおすすめ
特徴
Amazonや楽天のサイト自体のCVR(成約率)が異常に高いため、読者をリンク先へ送り込みさえすれば高い確率で売れます。
しかし、報酬単価は商品代金の数%(数十円〜数百円)と低めです。
関係式
収益 = PV × CTR × 高CVR(他社依存) × 低単価(固定)
最重要指標:【CTR(クリック率)】
読者はすでにAmazon等で購入するハードルが低いため、いかに記事内で自然に商品リンクを踏ませるか(CTRを高めるか)が勝負になります。
レビュー記事の質とボタンの配置最適化に注力します。
悩み解決・特化型のWordPressブログ
月間1万PV前後の限られたアクセス数であっても、読者の深い悩みを特定の専門スキルで解決できる人は、悩み解決・特化型のWordPressブログが向いています。
「失敗しない選び方」や「比較検証」などの論理的な記事を丁寧に作り込み、読者の背中を強く押せるサイト運営者になれれば、ASP系アフィリエイト広告による収益化を目指せます。
ASP系アフィリエイト(サービス・高単価案件)がおすすめ
特徴
1件数千円〜数万円という「高単価」が最大の武器です。
その分、読者に「サービスに申し込ませる」必要があるため、CVRを高めるセールススキルが要求されます。
関係式
収益 = 少PV × CTR × CVR × 高単価
最重要指標:【CVR(成約率)】
単価が高いため、大量のPVは必要ありません。
「〇〇 比較」「〇〇 おすすめ」といった顕在層の読者を集め、徹底的な比較や悩み解決によって成約(CVR)を獲得するキラーページの構築が必須になります。
ファン化・クリエイター型のWordPressブログ
独自のデジタルコンテンツや商品・サービスを作成できる人は、ファン化・クリエイター型のWordPressブログが向いています。
メルマガ等を通じて読者と長期的な信頼関係(ファン化)を築き、価値あるものを適正な価格で直接届けられるサイト運営者になれれば、個人・自社ECサイトによる収益化を目指せます。
個人・自社ECサイト(独自商品の直接販売)がおすすめ
特徴
決済手数料以外はすべて自分の利益になるため、単価を自由にコントロールでき、利益率が最も高くなります。
ただし、集客から販売、アフターフォローまでのすべての指標を自力で構築・改善する必要があります。
関係式
収益 = PV × CTR × CVR × 高単価(自由設定)
最重要指標:【CVRとLTV(顧客生涯価値)】
最も難易度が高いですが、リターンも最大です。
単に記事で売るだけでなく、メルマガリストの取得(リストマーケティング)などを通じて読者との信頼関係を構築し、CVRを極限まで高めるファン化の仕組み作りが最重要になります。
各収益化に合わせたWordPressブログの検索キーワード
ここでは、各収益化に合わせたWordPressブログの始め方として、どんなキーワード戦略を練るべきか解説します。
実際に、各収益化と仕組みを理解しても「どんなキーワード(クエリ)を軸に記事を執筆するべきか」分からなければ収益までの具体的なロードマップを作れません。
読者の検索意図(クエリ)の基本分類は、主に以下の3つがユーザー心理に基づいて分かれます。
検索意図(クエリ)の基本分類
- Knowクエリ(情報収集)
「〜とは」「〜仕組み」など、純粋に知識や解決策を知りたい状態。
アクセスは集まりやすいが、購買意欲は低い。 - Doクエリ(行動・実践)
「〜やり方」「〜作り方」など、具体的な行動を起こそうとしている状態。 - Buyクエリ(購買・比較)
「〜おすすめ」「〜比較」など、お金を払う準備ができており、最後の背中を押してほしい状態。
アクセスは少ないが成約率(CVR)が極めて高い。
収益化を目指しているのに、思いつきで記事を書くと執筆時間が無駄になってしまい報われません。
さらに、前章で上述した各ブログ収益化モデルと検索クエリを図解しています。
あなたの運営方針に合ったブログ収益化モデルが直感的に分かるかと思います。


直感的に狙うべきブログ収益化モデルが分かった上で、具体的なSEO対策すべき検索クエリを解説します。
- Google AdSense(Knowクエリ/Doクエリ)
- 物販アフィリエイト(Buyクエリ/Doクエリ)
- ASPアフィリエイト(Buyクエリのみ)
- 個人/自社EC販売(深いKnowクエリ→ファン化)
以下からの解説は、「ブログ」といったワードを軸に、サジェストワード(2~3語目の関連ワード)を例に各クエリのイメージを固めてもらえれば幸いです。
Google AdSense(Knowクエリ/Doクエリ)
単価が低いため、とにかく検索ボリュームが大きく、幅広い層が検索する「情報収集」のキーワードで大量のアクセス(PV)を稼ぎます。
キーワード例
- ブログ 収入
- ブログ 稼ぐ 方法
- ブログ 収益化 条件
- ブログ 稼げるのか
- ブログ やり方
- ブログ 作り方
- ブログ 雑記
- ブログ とは
集めた大量のアクセスに対してAdSense広告を表示させ、一定の確率でクリックされるのを待つのが基本戦略です。
物販アフィリエイト(Buyクエリ/Doクエリ)
Amazonや楽天への誘導を図るため、日常的なアイテムや書籍などの「レビュー」を求めているキーワードを狙います。
キーワード例
- ブログ 本 おすすめ
- ブログ 始め方 本
- ブログ 収益化 本 おすすめ
- ブログ パソコン スペック
- ブログ ガジェット
- ブログ ツール
- ブログ 本の紹介
- ブログ おすすめ 日記
例えば、「ブログを始めるためにどの本を買えばいいか」「どんなパソコンが必要か」というピンポイントな購買意欲(Buyクエリ)を狙います。
ハードルが低いため比較的に高確率で売れますが、報酬額は小さいため「数」をこなす必要があります。
ASPアフィリエイト(Buyクエリのみ)
高単価な広告案件やサービスを売るため、「すでに始める決意をしており、あとはどこを選ぶか迷っているだけ」の最も濃いユーザーを狙い撃ちします。
キーワード例
- ブログ サーバー おすすめ
- ブログ テーマ おすすめ
- ブログ おすすめ サーバー
- ブログ wordpress テーマ
- ブログ アフィリエイト 始め方
- アフィリエイト ブログ どこがいい
- ブログ 収益化 おすすめ サイト
- ブログ レンタル サーバー
これらはすべて「お金を払う直前」のBuyクエリです。
検索ボリュームが少なくても、これらのキーワードで上位表示できれば月数十万〜数百万円という収益を生み出すキラーページになります。
個人/自社EC販売(深いKnowクエリ→ファン化)
独自のノウハウや商品・サービスを売る場合、表面的な情報ではなく「挫折」や「本質的な理解」を求めている深い悩みのキーワードを入り口にします。
キーワード例
- ブログ アフィリエイト 稼げない
- ブログ 稼げない
- ブログ 副業 稼げない
- ブログ テーマ 決まらない
- ブログ 収益化 仕組み
- ブログ アフィリエイト 仕組み
- ブログ 収益化 初心者
- ブログ 図解 作り方
「稼げない」「決まらない」という強烈な悩み・痛みを抱えた読者に対し、記事内で価値を提供して信頼を獲得します。
そこからメルマガ等に誘導し、「なぜ稼げないのか?」に対して解決策(独自商品)を販売する導線設計に用います。
まとめ|WordPressブログの目的を決めて収益化を目指す
本記事では、WordPressブログにおける収益化の仕組みと目的に合わせたキーワード戦略について解説してきました。
ブログで稼ぐ本質は、「ただ闇雲に記事を書くこと」ではありません。
自分がどの収益化モデルで戦うのかを明確に定め、目的に直結する検索意図(クエリ)を狙い撃ちすることが成功への最短ルートです。
- 4つの収益化モデル
AdSense・物販・ASP・個人/自社ECは、異なる難易度と取り組み方がある - WordPressブログ初心者におすすめ
少ないPV数でも大きな収益(月数万〜数十万円)を狙える「ASPアフィリエイト」がおすすめ - キーワード戦略
AdSense・個人/自社ECは「Know/Do(集客)」、物販・ASPは「Buy(購買)」のクエリを狙う - 必須の土台
収益化を規約の制限なく、有利な環境で展開できるのが「WordPress」である
WordPressという収益化の土台を手に入れた後、収益化のスピードをさらに加速させる欠かせないのが「WordPressテーマ」の存在です。
収益化に特化したブログを作るなら、単におしゃれなだけでなく「いかに読者を惹きつけ、成約率(CVR)を高められるか」が勝負の分かれ目になります。
例えば、本記事で利用している「見出し」や「アコーディオンメニュー」、「キャプションボックス」などデザインレイアウト含め、装飾に時間をかけると執筆に集中することができません。
さらに、ASPの規約を守りながらリンクを一元管理できる「広告タグ機能」など、収益化を実現する装飾が最初から搭載されているのが、当サイトでも採用している大人気テーマ『SWELL』です。
「デザインの調整で立ち止まる時間」をゼロにし、収益化の記事執筆に集中したい方は「おすすめWorPressテーマ:SWELLのレビュー・メリットデメリット」をチェックしてみてください。













