Pythonの歴史を追って理解を深めよう〜なぜPythonは人気なのか〜




皆さんはプログラミング言語Pythonをご存知でしょうか?

 

近年では働き方改革やプログラミング必修化に伴い、自動化や効率化に適したPythonという言語の需要が高まっています。

 

しかし、需要が高くPythonの学習を始めてみようと思っているものの、中々手がつけられない方や「プログラミング初心者でもPythonを習得できるのだろうか、、」と不安な方がいらっしゃるかと思います。

 

結論から申し上げると可能です!

 

ただ、いきなり学習を始めるというのも難しいと思いますので、今回はこれからPythonを学習されていく方や駆け出しの方にPythonがどういった歴史を経て、誕生したのか、Pythonの特徴など解説していきます。

 


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1. プログラミング言語ができる由来

そもそもプログラミング言語はどうやって誕生するのかご存知でしょうか?

 

プログラミング言語は必ず開発者が存在しており、「今よりも簡単にコードが書けるようにしたい!」などとその人の思想のもとプログラミング言語は誕生しています。

 

プログラミング言語によって特徴がありますが、それらは開発書の思いが反映されているのです。

 

今回は人気のあるプログラミング言語開発者の名言を列挙していきます。

 

・FORTAN開発者:ジョン・バッカス [John Warner Backus]

プログラムを書くのが好きじゃなかったから、プログラムを簡単に書けるシステムを考えたのです。

 

・C言語開発者:デニス・リッチー [Dennis MacAlistair Ritchie]

実のところ、すべてを備えていない言語のほうがプログラミングは簡単である。

 

・Java開発者:ジェームズ・ゴスリン [James Arthur Gosling]

シンプルであれ。

 

・Ruby開発者:まつもとゆきひろ [Yukihiro Matsumoto]

これは私の個人的ポリシーなんですけど、いつもフェアでありたいんです。
Rubyより優れた言語はたくさんあって、それは素直に認めたいと思っています。私はRubyの作者なので、Rubyが好きなのは確かだけれど、だからといって、アンフェアになるのは嫌だなあといつも思っています。

 

・Python開発者:グイド・ヴァンロッサム [Guido van Rossum]


困難のために会社を辞めたことはあっても、プロジェクトを止めたことはない。
いつもPythonのプロジェクトは次の会社で続けていた。

 

このようにプログラミング開発者によって、主張が異なっています。

 

2. Pythonの誕生

Python(パイソン)が誕生したのは1990年、オランダ出身のグイド・ヴァンロッサム(Guido van Rossum)という人物によって生み出されました。

 

ムステルダム大学で、数学と計算機科学の修士号を取得し卒業しました。

 

卒業後、CWI(オランダ国立情報数学研究所)、その後NIST(アメリカ国立標準技術研究所)といった研究機関で働いており、2015年にはGoogleでも働いています。

 

Pythonを開発するきっかけはグイド・ヴァンロッサム氏が様々なプロジェクトに携わってきた結果、「もっと分かりやすい言語があれば、、」と思ったのがきっかけだそうです。

 

ただ、当時のPython開発は、1989年12月に「クリスマスの暇つぶし」として開発がスタートしました。

2-1. Pythonの名前の由来

では、そのPythonという名前の由来は何なのでしょうか。

 

実はCWI(オランダ国立情報数学研究所)にて『ABC』というプログラミング言語を開発するプロジェクトに携わっていた頃に影響されています。

 

そもそもABCの由来は、「ローマ字の先頭三文字ABCと同じくらい、シンプルで分かりやすく」という思想のもと、名付けられました。

 

しかし、その当時の技術や開発環境ではこの思想に沿った言語の開発は難しく、その想いと現実にはギャップがありました。

そのため、「由来はあまり深く考えず付けよう」とグイド氏は考え、彼はBBCのコメディ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』のパイソンから、名前を取りました。

 

なので、Python自体に深い意味はありません笑

3. Pythonの特徴

上述したように、Pythonのは「シンプルで分かりやすく」が特徴になります。

 

なので、ITにあまり詳しくのない方や文系の方でも個人差はありますが、比較的に習得しやすい言語となっています。

 

Pythonが分かりやすい特徴として以下が挙げられます。

 

・インデントルール(字下げ)

Pythonの基礎構文は全てにこのルールが適用されています。

 

このルールによってコードが長くなることも防ぐことができ、後で見返す時や作成したコードの共有の際に見やすくなっているので、「どこがエラーになっているんだっけ、、」などと無駄なストレスなく学習を進めることができます。

 

・予約語の少なさ

プログラミング言語には必ず予め定義されている予約語があります。

 

こちらは予め開発によって役割が定められている単語になっており、変数などでは使えないことになっています。

 

これに関しては記憶するほかないのですが、プログラミング言語によって数が多く覚えることに苦労します。

 

しかし、Pythonでは他の言語に比べて少ないので初めから苦労するということが基本的にありません。

・ライブラリが豊富

Pythonはアプリや分析、収集ツールなど得意不得意あれど色々なサービスの開発が可能です。

 

しかし、それらを1から開発となると骨が折れる作業量になってしまいます。

 

ですが、Pythonは優秀なプログラマーの方が他の人が効率よくサービスを開発できるように多くのライブラリをソースコードとして作成してくれています。

 

なので、Python始めたての方でも簡単にサービスの開発ができるようになりました。

4. Pythonの人気度

 

Pythonはコードのシンプルさによって多くの企業やプログラマーが使用しております。

 

つい先日、人気プログラミング言語、PythonがGithubでのリポジトリ数がJavaを抜き2位になった事がニュースになりました。

https://japan.zdnet.com/article/35145190/

 

つまり、Pythonの人気は増加傾向という事がお分かりいただけます。

 

今回はPythonがどれだけ人気なのか年収、将来性、需要の三つの項目を使って解説していきます。

 

4-1. Pythonプログラマーの年収

また日本ではまだまだ発展途上なPythonですが、求人検索エンジン「スタンバイ」が発表した「プログラミング言語別 平均年収ランキング2017」では1位のScalaに続き、2位にPythonがランクインしています。

 

 

4-2. Pythonの将来性

Pythonはデータ分析や機械学習の分野で広く使われています。

 

そのため、これから機械学習や深層学習における応用が進み、AIの実用化が研究されるなかでさらに需要が高まると見られます。

 

PythonはYoutube, Instagram, Dropboxなどの有名なアプリケーションをはじめ、ソフトバンク社の開発したPepper(感情エンジン搭載ロボット)やNest Thermostat(屋内自動温度管理)などで採用され数多くの実績があります。

4-3. Pythonの需要

ITエンジニアがプログラミング課題を解いてランキングを競い、そのスキルをスコア化し、企業の適切なエンジニア採用につなげるプラットフォームを運営する「HackerRank」では、「2019年の開発エンジニアスキルレポート」 を発表しました。

 

こちらのレポートによって、2019年にエンジニアが学びたいプログラミング言語トップ3が掲載されています。

 

1位 のGo (37.20%)、2位 Kotlin (26.45%)に引き続き、3位 Python (26.14%)にランクインされています。

 

日本ではPythonよりも昔から使われているJavaが需要が高いのは現状ですが、時間の問題となるでしょう。

 

5. まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今回はPythonの歴史を含めたPythonの特徴や人気の理由をご紹介していきました。

 

本記事を通して「本当にPythonを学習する意味があるのかな、、」といった悩みを解消できるキッカケになれば幸いです。

 

筆者はPythonの特徴から初めてプログラミングを学習される方にとよくオススメする言語になります。

 

もし、「手をつけてないけど、プログラミングやってみたいなぁ」と思っている方がいましたら、是非Pythonから取りかかってみてはいかがでしょうか?

 

最後まで、ご行動していただきありがとうございました!



ABOUTこの記事をかいた人

sugi

大学卒業後、IT企業に就職を果たす。システム開発・人工知能に触れながら大手企業と業務をこなす。2年半後脱サラし、現在フリーランス活動中。 2019年2月から起業する予定。 自社サービス及び製品を開発し、売り上げを立てている。