プログラミングを学びたいが何から勉強すれば良いのかわからない人も少なくありません。
重要なのは、正しい勉強方法を押さえておくことです。
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これらの観点から、プログラミング学習を始める方法を解説します。
最後まで読み進めることで上記の悩みは払拭できます。
目次
プログラミングの学ぶ順番を明確にする
本サイトはPython特化のプログラミングサイトであるため、例としてPythonロードマップから全体像から理解しましょう。
上記のPythonロードマップから分かる通り、以下の内容が学ぶ順番になります。
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ロードマップによるステップによってプログラミングの目的/目標が変化します。
プログラミング言語学習
プログラミングを学ぶ上で共通する箇所は、プログラミング言語学習になります。
また、何かを作るまでに必要な知識としてプログラミングの基礎となる学習であるため、ほとんどの人がここで挫折します。
独学で学ぶとしても、勉強に対する環境整備やモチベーション低下を防ぐ施策を講じる必要があります。
プログラミングの目的として考えられるのが以下の項目です。
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プログラミング言語学習では、別の目的や目標を達成するために取り組む人が一般的です。
プログラミング学習自体を目的/目標に掲げると挫折の原因になるため注意しましょう。
なぜプログラミング学習自体を目的にすると挫折するのか知りたい人は「プログラミング学習の挫折率9割の理由と対策」を一読ください。
また、今すぐにプログラミングの開発環境を整えたい人は「【Python】プログラミングでおすすめのテキストエディタを解説!」を一読ください。
プログラミング実践学習
次に学ぶ順番として考えるべき勉強は、プログラミング実践学習です。
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例えば、プログラミング言語Pythonを例に挙げると以下のライブラリなどを検討すると良いです。
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基本的なスクレイピング系ライブラリやデータ整形用ライブラリなどに触れておくと、アプリ開発にも役立つと思います。
また、本格的なアプリ開発を考えてる人であれば、現場での活用状況も踏まえて以下のフレームワークを触れるのも大切です。
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アプリ開発に欠かせないフレームワークを学習することで転職時の学習レベルもポートフォリオを盛り込むことができます。
このフェーズにてプログラミングの目的として考えられるのが以下の項目です。
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プログラミング実践学習では課題に対してアイデアが湧くため、この辺りからプログラミングの目的/目標が明確化すると思います。
Pythonフレームワークで基礎を学べるアプリ開発を実践したい人は「【Python】FlaskによるToDoアプリケーション作成/開発」を一読ください。
また、GitHubを利用した質の高いポートフォリオの作成方法を知りたい人は「【Python】エンジニアによるプログラミングのポートフォリオの作り方・コツ」を一読ください。
プログラミング就職/転職
最終的なゴールとしては、プログラミングを利用して働けるかどうかを目的にすると思います。
そして、どのような学習環境で最適な勉強を行うかが重要になります。
このフェーズで考えるべき内容は以下になります。
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おそらく、これから独学でプログラミング学習する人は上記の内容を享受できません。
そのため、以下の内容も同時に失うことになります。
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これらの内容が整っていない場合、エンジニア就職/転職は1人で戦えるものではないと思います。
職種別におすすめのプログラミング言語
エンジニアの端くれである筆者としては、『絶対この言語がおすすめ!』と言えないのが本音です。
なぜなら、IT業界のトレンドによって利用されるプログラミング言語は変化するためです。
しかし、2022年現在で需要のあるプログラミング言語を職種別に選んだので参考までに確認してください。
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この2職種を目的とした場合に現在需要のある言語を選んでいます。
フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアを目指す場合、以下の言語がおすすめです。
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HTMLは厳密に言うとマークアップ言語と呼ばれるため、プログラミング言語とは異なります。
そのため、ほぼ一択でJavaScriptになります。
理由としては、フロントエンド開発で最も利用されており、node.js、TypeScript、ライブラリ/フレームワークであるReact.jsなどUI/UXの開発に欠かせないためです。
バックエンドエンジニア
バックエンドエンジニアを目指す場合、以下の言語がおすすめです。
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理由は、Web系企業で活用される言語として採用率が高いためです。
Java(SpringBoot)などもありますが、モダンな開発現場を考えている場合は上記の言語を選択するのが無難だと思います。
ネイティブアプリエンジニア
ネイティブアプリエンジニア(スマホアプリ)は、以下の言語がおすすめです。
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この2強で間違いないと思います。
Swiftに関してはiOSアプリ開発で利用され、KotlinはGoogle社がAndroidアプリ開発にて公式認定したプログラミング言語になります。
ただし、現在はネイティブアプリの開発環境がクロスプラットフォームになってきたため、様々な言語で参画できるようになっています。
2022年現在ではやはりまだまだ需要のある2強になります。
プログラミングを勉強する手段の選び方
結論として、プログラミングを勉強する手段は以下の項目です。
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独学でプログラミング学習を行う場合、参考書と学習サイトで事足りるはずです。
ただし、改めてエンジニア就職/転職を希望する人は、以下の理由でプログラミング学習の挫折あるいはモチベーション低下を防ぐ必要があります。
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これらの原因を払拭するために、エンジニア就職/転職を希望する人はオンラインプログラミングスクールをおすすめします。
オンラインプログラミングスクールを比較検討したい人は「【Python】2022年最新!おすすめのオンラインプログラミングスクール」を一読ください。
プログラミング未経験30・40代で学習を始める人へ
プログラミング未経験30/40代の人は、IT開発分野やエンジニアの職種選択に左右され、IT企業の前線で活躍する20代に比べて採用難易度は高まります。
それでも、すでにビジネスを別職種で一定年数経験している人であれば、十分エンジニア転職が狙えます。
以下の項目が30・40代の社会人としての強みを活かせるポイントです。
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この辺りは、20代の強みと比較して濃厚なアピールポイントになるはずです。
これから30代40代でエンジニアを目指したい人は、おおよそ以下の課題に直面し悩むと思います。
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これらの観点から、プログラミング未経験の30/40代の人がエンジニアになれるのかを「プログラミング未経験30・40代によるエンジニア転職はもう遅い?ほぼ無理な理由とは?」で解説しています。
まとめ
これからプログラミングを始める人にとって、スタートとゴールを明確にする学習ロードマップは大切です。
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3つの学ぶ順番を把握した上で、選択するプログラミング言語、取り組みたい課題(解決したい目的/目標)、そしてエンジニアになるのかを考えていきましょう。