プログラミングはいくつかの効果的な学習方法が存在します。
プログラミング学習の一つに”写経”といった勉強方法があります。
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これらの悩みを解決しながら、プログラミングにおける写経の効果を解説します。
記事を読み終えると、プログラミングの型やプログラムへの判断力が身につきます。
結論は、プログラミング学習における写経は最も効果的な勉強方法の一つです。
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年間報酬額も100万円突破するなど、実務的なプログラミングの活用方法や具体的な稼ぎ方について、一定の記事信頼を担保できると思います。

プログラミングは習得することで、本業/副業に十分活かせる武器になると先にお伝えしておきます。
目次
プログラミング学習における写経の効果
プログラミングに限らず、学習には2種類の取り組み方があります。
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この2つの学習方法がプログラミングにおいても重要です。

1917年コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ教授の学習定着における実験にて、インプットとアウトプットの理想的な比率は3:7とされています。
実際にインプット学習だけでなく、『書く』というアウトプット学習を行なった被験者は飛躍的な知識定着が証明されています。(書籍:脳が認める勉強法から抜粋)
プログラミングにおける『書く=写経』といったアウトプット学習は、2つの効果をもたらします。

プログラミングの写経に取り組むことで、プログラミングに対して知識を広げる効果と理解を深める効果が期待できます。
この2つの効果から、プログラミングが上達する内容が以下の4つです。
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プログラミング業務においてもこれら4つの考え方が写経によって獲得できます。
プログラミング言語の文法理解
選択したプログラミング言語の文法理解ができます。
例えばプログラミング言語Pythonは、言語固有の構文構成やインデント・改行によるブロック構成などです。
プログラミング言語は一般的な学問の読み書きとは違い、プログラム実行によって動作するか確認できます。
エラーの対処が基礎学習の内容から取り組めていれば、文法上でのエラーは格段に減少します。
プログラミングモデルを持てる
実際にコピペではなく『写経』することで、正確なプログラミングモデルを想像できるようになります。
多くのプログラミング初心者は、漫然と学習に取り組むためプログラム全体を『読む』か『見る』しか把握していません。
『写経』は、正確性が求められるプログラミングにおいてプログラム全体を全て記述するので、『読む』『見る』以上に脳の中で整理されます。
特に、プログラム概要からどのような処理プロセスが発生するか容易に想像できるようになります。
プログラム勘が養える
実は、優秀なエンジニアほどプログラム概要=要件定義を『読む』『見る』『聴く』だけで9割近くプログラムに必要な要素を洗い出せます。
だからこそ、必要となる要素を適切に”検索=ググる”ことができます。
『写経』によって培ったプログラム勘は、様々なプログラミング業務で力を発揮します。
プログラム実行による自信
『写経』によって圧倒的に効果を実感できるものは、プログラム実行による自信獲得です。
本来、プログラミング業務は未知なる開発あるいは既存の類似開発に分かれます。
もちろん、部分ごとの機能で新規か既存か変化しますが、『写経』によりどこまで取り組んだ経験があるか自身に問われます。
つまり、プログラミング業務上で事前に「調査対象となる範囲」と「想定できる範囲」の切り分けが可能です。
小さなプログラム実行でも、『写経』によって理解を深めた経験と動作確認した自信は、必ず活かされます。
写経はプログラミングの型が身につく
サンプルコードの写経は、プログラミングの型が身につきます。
特にプログラミング初心者の場合は、コーディング時の変数や関数等の命名規則が乱雑です。
変数・関数・クラス名にも分かりやすく役割を判断できる命名ができるとプログラミングが上達します。
一般的に利用される命名方式は、以下の4つです。
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これらを意識しながら変数等に意味なく命名するのを避けると、プログラミングの型が身につきます。
コードの可読性が飛躍的に上がります。
まずは、コーディングの命名規則から理解していくことをおすすめします。
写経はプログラミングの考え方が身につく
プログラム実行は、必ず動作結果が得られます。
例えば、プロの料理人を想像してください。
プロの料理人は、自身で何度も調理工程を経験しているため「味付けのタイミング」や「料理方法」を熟知しています。
一方で、料理を食べるだけの人は「料理が美味しい」ことは分かっても、「味付けの調整」や「料理方法の改善」を想像することはできません。
プログラミングも同様で、コピペではなく「書く=写経」によってプログラム全体の把握・理解が深まります。
プログラミングの考え方を詳しく知りたい人は、「プログラミング脳・考え方を身につけよう〜頭が悪いコピペプログラマーを卒業しよう〜」で解説します。
写経はプログラム可否の判断力が身につく
写経によって身につく最も重要な要素は、プログラム可否の判断です。
つまり、自身の経験や想像によって『プログラム可能か不可能か』判断できる力が身につきます。
プログラム可能な箇所と不可能な箇所を判断できると、これから学ぶべき内容や学習ステージが明確になります。

プログラミングにおける写経は、自身の課題を洗い出して把握・理解し、プログラム可否の判断につながります。
プログラム可否の判断は、業務上でも開発可能か否かにおいて重要な役割になります。
写経に利用できるプログラミング学習教材
Udemyのプログラミングオンライン学習教材がおすすめです。
プログラミング言語Pythonでは、シリコンバレーで活躍されるPythonエンジニア酒井潤さんの教材が一押しです。
また、YouTubeチャンネルもお持ちなため、気になる動画をチェックしてみるのも良いです。
シリコンバレー流のコーディング術がわかります。
それ以上に、優秀な現役エンジニアが共通して考えるコーディング方法が理解できます。
世界最大級のオンライン学習サイトUdemy ![]() ※講座数10万の中から取り組みたいものが分野別・レベル別で見つかります Python 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイルを学ぶオンライン講座 |
まとめ
プログラミング学習では、2つの勉強方法が存在します。
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特に、アウトプット学習である『書く=写経』は効果的です。
写経により、4つの効果が得られます。
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プログラミング業務でも重要な考え方になります。
写経を継続することで身につく力は、以下の3つです。
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経験を積むことで、取り組む前の事前準備に大きな差が生まれます。
コピペを多用してる人は、今後のプログラミング学習に注意が必要です。
人によって理解度は違いますが、必ず写経によるプログラム実行がコピペだけのプログラミング学習者との差になります。
サンプルコードやオンライン教材で一度『書く=写経』を取り入れましょう。