【落とし穴】プログラミングに向いてる人の特徴と間違った解釈





エンジニアへ就職・転職を考えて、プログラミング学習に励んでいる人が増えています。

ただ、プログラミングを学習する上で必要となる素養や成長させるべき能力があります。

  • プログラミングへの素養や適性がわからない人
  • プログラミングの向き不向きを判断できない人
  • 文系出身者でも取り組めるか知りたい人

これらを解決しながら、プログラミングに向いてる人の特徴から取り組み方まで解説します。

記事を読み終えると、プログラミングに必要な能力と考え方を理解できます。

結論は、「プログラミングに向いてる人」は3つの能力を備えています。

また、筆者自身クラウドソーシングサイトであるランサーズにてコンスタントに毎月10万円を稼ぎ、プログラミング業務にて2021年6月に最高報酬額である30万円を突破しました。

年間報酬額も100万円突破するなど、実務的なプログラミングの活用方法や具体的な稼ぎ方について、一定の記事信頼を担保できると思います。

プログラミングは習得することで、本業/副業に十分活かせる武器になると先にお伝えしておきます。

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プログラミングに向いてる人の特徴

プログラミングは様々な能力が求められます。

別のプログラミングサイトの記事などでも素養が記載されていますが、筆者の場合はそれらに当てはまりません。

例えば、よくネットで見受けられるプログラミングに向いてる人の特徴は、以下があります。

  • 集中力
  • 想像力
  • 学習意欲
  • 柔軟性
  • 協調性
  • etc…

この他にも、パソコンが得意であったり数学が得意などが挙げられます。

しかし、これらはあくまでも本人の特性や性格であり、プログラミングに対して純粋に必要なものだと思えません。

純粋なプログラミングに対して求められる能力は、以下の3つです。

  • 論理的思考能力
  • 抽象化能力
  • 言語化能力

これらが純粋なプログラミング業務に求められる能力です。

特性や性格による内容は、「純粋なプログラミングに求められる能力」ではなく、「プログラミングする上で有利に働く感性や姿勢」です。

論理的思考能力

プログラムは、全て『論理』つまり『ロジック』で構成されます。

例えば、小説や現代文などもストーリーに沿って展開されています。

つまり、筋道立てて物事が展開されます。

このロジカルに物事を捉えることは、ほとんどの人が備わっている能力なのでプログラムを整理できる力になります。

初心者はプログラムそのものを触れる機会が少ないため、いきなり適用させることは難しいですが、触れる機会が増えればプログラミングに対する論理的思考能力が身につきます。

抽象化能力

実務におけるプログラムのコードサイズは、一般的に大きくなります。

現役エンジニアでも、1行1行のコードの詳細や依存関係を全て具体的に把握・理解することは不可能です。

だからこそ、プログラム全体を抽象的に捉える力が必要です。

つまり、プログラムを要約して理解する力です。

文章や物事を要約した経験はあるはずなので、プログラムに適用できるよう取り組むのみです。

要約できれば、コード短縮やコード同士の相互作用を認識する力になります。

言語化能力

言語化能力が高い人は、本質を見極めて適切なコードを記述します。

純粋なプログラミングでは、コードの可読性が求められます。

ブロック単位のコード群も簡潔でわかりやすいです。(特にコメントアウトの質も高い)

個人開発・チーム開発ともに言語化能力に優れてる人は、プログラミングに長けています。

「コードの可読性が高い」ことは、それだけプログラミングへの理解が深いことに直結します。

スポーツや学問でも同じで、研鑽することで一つ一つの取り組みの理解が深まります。

プログラミングも同様で、学習の中でコード記述と実行を繰り返し、洗練されながら必ず身についていきます。

プログラミングの向き不向きは重要じゃない

上述したように、自分自身の特性や性格によってプログラミングの向き不向きを断定するべきではないです。

改めて以下の能力を成長させたい、あるいは身につけながら業務に活かしたいかが重要です。

  • 論理的思考能力
  • 抽象化能力
  • 言語化能力

論理化・抽象化・言語化が純粋なプログラミング業務で求められる本質であり、エンジニアに求められる能力です。

あなたの特性や性格がプログラミングに向いているかどうかは別問題と捉えて良いです。

特性や性格は、「プログラミング」ではなく「社会人/エンジニアとしての働き方/取り組み方」に関係します。

なぜ「プログラミングが不向き」と感じるのか詳しく知りたい人は、「プログラミングの向き不向きは重要じゃない理由と最適な学習方法」で解説します。

プログラミングの向き不向きは重要じゃない理由と最適な学習方法

2019.11.14

文系出身者はエンジニアに不向き?

いまだに「プログラミングは数学力が必要」と思い込んでる人がいます。

少なからずWeb系エンジニアの業務は、高度な数学を必要とする場面は皆無に等しいです。

「画像処理」「機械学習」といった特殊な分野でない限り、高度な数学力を利用する場面は訪れません。

そのため、文系出身者だからといって「エンジニアに不向き」ということはありませんので安心してください。

  • バックエンドエンジニア(サーバーサイド)
  • インフラエンジニア(クラウド)
  • フロントエンドエンジニア

一般的にWeb系エンジニアでいえば、3つの職種になります。(あくまで大分類です。)

これらの職種でプログラミング学習の目的・目標を設定できてるかが重要です。

プログラミングを学ぶ前から、「目指すエンジニアの職種なんてまだ考えられない」と思う人は、エンジニアになれません。

ゴールから逆算した学習計画を立てなければ、能力に関係なく挫折するからです。

エンジニア人生設計について詳しく知りたい人は、「プログラミングを時間の無駄にしない人の特徴とエンジニア人生設計」で解説します。

プログラミングを時間の無駄にしない人の特徴とエンジニア人生設計

2019.11.23

プログラミングの向き不向きよりも継続力

プログラミングに限らず、何事も「向き不向き」ではなく『継続力』です。

誰もが物事を新しく始めるときは、「何もわからない状態」です。

最初は「わからない状態」から専門知識・プログラムに触れるため、「プログラミングが不向き」と自分を疑うタイミングがあるかもしれません。

ネット情報も豊富なため、はじめに調べまくって周りの情報に左右することもあります。

筆者は、この状態を『把握・理解してから始めたい病』だと思ってます。

もちろん、学習目的・目標を立てる際にゴールを明確に把握・理解することは大切です。

しかし、純粋なプログラミング基礎を学ぶ上では「記述しなければわからない景色」が存在するのも事実です。

つまり、取り組んで初めてわかることが数多くあります。

継続によってエンジニアに求められる能力を獲得・成長し、特性や性格が関係しないと気が付きます。(純粋なプログラミングに関する内容に限ります。)

プログラミング上達に悩み、学習のコツを知りたい人は「【具体例】プログラミングが上達しない人の特徴と学習のコツ」で解説します。

【具体例】プログラミングが上達しない人の特徴と学習のコツ

2020.01.02

まとめ

プログラミングは様々な能力が求められます。

特に純粋なプログラミング業務では、以下の3つが重要です。

  • 論理的思考能力
  • 抽象化能力
  • 言語化能力

これらの能力が高いほどプログラミングに素早く適合します。

あなたの特性や性格は、「プログラミングに対して適性なのか」とは別問題と認識して良いです。

むしろ、プログラミング学習における目的・目標の設定が最重要です。

  • バックエンドエンジニア(サーバーサイド)
  • インフラエンジニア(クラウド)
  • フロントエンドエンジニア

これらの職種から逆算で学習を継続すれば、向き不向きと無駄な悩みを抱えることなく、設定に沿ってシンプルに課題をこなすのみです。

初めから備わってる能力でプログラミングの向き不向きを判断するのではなく、プログラミング学習を通して能力開発・育成を心がけましょう。



ABOUTこの記事をかいた人

sugi

大学卒業後、IT企業に就職を果たす。システム開発・人工知能に触れながら大手企業と業務をこなす。2年半後脱サラし、フリーランス活動経験を経て 2019年2月から起業し、今に至る。 自社サービス及び製品を開発、ブログ収入、クラウドソーシングなど、多方面で売り上げを立てている。