2019年もそろそろ一ヶ月で終わりが迫ってきていますが、来年度の2020年から小学校にてプログラミング教育が始まります。
「プログラミングで何を学べるのかわからない。」
「プログラミングってどんなことができるものなの?」
と、お子さんの教育に関して不安を持ちながら日々過ごしてらっしゃるご家族もいるかもしれません。
学研では新たなおもちゃとして、ニューブロック×プログラミングと呼ばれる製品がリリースされています。
これからの教育として、プログラミングを通して論理的思考を養うためにも子供のうちから触れてみるのも一つです。
こちらがどんなものかご紹介していきながら、これから求められる人材についても解説していきたいと思います。
目次
ニューブロック×プログラミングの目的
このおもちゃは、ブロックによる組み立ての遊びとプログラミングを融合させたおもちゃとなっています。
STEP1. ブロックで形や動きを想像して組み立てる
STEP2. 動きを読ませて実行(プログラミング)
STEP3. 動かない場合試行錯誤して繰り返す
STEP4. 動作したら完成!
プログラミングに箇所を踏まえても、できるだけシンプルに遊んでいただけるよう考慮しているようです。
子供達の想像はとても豊かですが、動くものにつなげるためには「どうすれば動く形になるのか?」と想像しながら作成する必要があります。
このように、論理的思考を養いながら、同時にブロックによる遊びとプログラミングの楽しさを理解していく流れになっています。
ニューブロック×プログラミングの魅力とは
学研によるニューブロック×プログラミングには、それぞれ3つの魅力を備えています。
それらを一つずつ解説していきます。
思考力を養う
最終的には、プログラミングによって動作する作品を作成していきますので、筋道を自分なりに考えながら作成していく必要があります。
がむしゃらに作成してもプログラミングによる動作実行で失敗してしまいます。
そのため、子供達が作成する中でどのように組み立てていけば、自分の思い通りに動くものが完成するか思考錯誤していきます。
これにより、子供達の思考力がどんどん養われていきます。
創造力を養う
プログラミングによるブロック動作以前に、ブロックによる作成は子供達の創造力が問われてきます。
そのため、作成する子供によっては様々な形の作品が生まれることでしょう。
学研のニューブロックに関するサイトに飛べば、豊富なバリエーションを取り揃えているため、様々な形のブロックを利用できることがわかります。
ブロックの豊富さから、ありとあらゆる作品を生み出すことができるので、創造力を養いながらプログラミングについても学ぶことができます。
集中力を養う
やはり、夢中になれるほどのもちゃであれば、自然と子供の周遊力は高まっていきます。
筆者もレゴで何時間でも寝食忘れて取り組んでいたタイプですが、間違いなくこのおもちゃもそれに匹敵するものになります。
ブロックによる作成とプログラミングの動作確認の楽しさが合わさり、子供が一度その面白さにハマってしまえば、長時間の集中力が高まることでしょう。
注目されているプログラミング
冒頭でもお話したように、現在プログラミングは注目を浴びており、2020年から小学校、2021年から中学校と教育プログラムに導入されていきます。
ではなぜこんなにもプログラミングが注目されているのか?
それは主に以下の内容が理由となっています。
・世間のIT化・IoT化・AI化
・業界の人材不足問題の深刻化
これらの理由によって、今後もプログラミングスキルが加速度的に求められてくると予想されます。
それぞれの理由について詳しく解説していきます。
世間のIT化・IoT化・AI化
もう今ではITという単語は多く知れ渡っている状態だと思います。
業界では当たり前のようにIoT化・AI化とそれぞれの言葉が利用されていますが、現在は少しずつこれらの言葉が認知され始めているように感じます。
例えば、誰もが利用するようになったスマートフォン。
これもIoT化の先駆けとなったものになります。元々は固定電話であったものが携帯電話となり、その携帯電話にインターネットやアプリケーションを備え付けていくことでIoT化(Internet of Thing)してきたわけです。
AI化に関して言えば、ソフトバンク×トヨタで開発している完全自動化運転技術が話題になりました。
海外ではすでに試運転などが行われていますが、自動車の運転もAIによって自動化される時代が目の前に来ています。
このように、ITの技術進歩は目まぐるしく、これからますます様々な形で多くの製品に利用されていくことが予想されます。
そのため、プログラミング業界の需要は加速度的に成長を続けていくことになります。
3-2. 業界の人材不足問題の深刻化
こちらの理由は、これからの業界の現状から考えられる深刻な問題になります。
経済産業省が公開しているデータを確認すると、、、
・2016年時点で17.1万人のIT人材不足
・2020年時点で36.9万人のIT人材不足
・2030年時点で78.9万人のIT人材不足
このようなIT人材不足に対する見解を提示しています。
ただし、IT人材不足だからといって業界が盛り上がっていないということではありません。
むしろ、どんどんプログラミングスキルを持っている人は希少性を高めていて、収入の面でも高収入な人材として注目されています。
今後もますますITの成長度とギャップを開きながら、IT人材不足問題の深刻化が顕著に現れてくると予想されます。
これは、プログラミング業界だけでなく、様々な職種においてもIT化が進んでおり、プログラミングスキルの習得は避けられないこともありえてくる話です。
そのため、幼い頃から少しでもプログラミングに触れてみる、論理的思考力を鍛えるということは大切になってくると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
・ニューブロック×プログラミングの目的
・ニューブロック×プログラミングの魅力
・プログラミングの現状について
これらをまとめてきました。
これから求められるスキルの一つとして、注目されているのがプログラミングです。
事実、現在では多くのプログラミングスクールも存在しており、大人たちもプログラミングに挑戦して就職・転職、フリーランス、起業などなど、人生を変化させています。
今動画配信のYouTubeが非常に流行していますが、ビジネスや求められるスキルにおいて今後もIT業界が牽引していくと予想されます。
そのため、必要に応じて対応できるようプログラミングスキルを養うことも検討していただくヒントになればと思います。
学研の公式サイトのURLから詳細な内容を確認してみてください。
最後まで一読していただき、ありがとうございました!