プログラミング初心者が勉強し始めて、つまずくことは多いです。
「プログラミングがわからない」と悩んでしまうのは、挫折の原因になります。
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これらの悩みを解決しながら、プログラミングがわからない原因と解決策を解説します。
記事を読み終えると、プログラミングが上達する方法を理解できます。
結論は、「プログラミングがわからない」と悩む原因に正しい対処法を施せば、プログラミングが上達します。
また、筆者自身クラウドソーシングサイトであるランサーズにてコンスタントに毎月10万円を稼ぎ、プログラミング業務にて2021年6月に最高報酬額である30万円を突破しました。
年間報酬額も100万円突破するなど、実務的なプログラミングの活用方法や具体的な稼ぎ方について、一定の記事信頼を担保できると思います。
プログラミングは習得することで、本業/副業に十分活かせる武器になると先にお伝えしておきます。
目次
プログラミングがわからない原因
「プログラミングがわからない」という悩みには原因があります。
わからないことをわからないままにすると、プログラミングを挫折します。
「プログラミングがわからない」と悩む原因は、以下の5つです。
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これらが主な原因になります。
特に、プログラムをコピペで済ましてしまうコピペプログラマーは注意が必要です。
コードの全体像が把握できてない
プログラムファイル内で、コード全体がどのような処理をしているかブロックごとに把握する必要があります。
最終的な出力結果は把握できていても、出力結果に至るまでの処理プロセスを把握していなければ、エラー時の対処に結びつきません。
エンジニアに求められる能力として、『抽象化能力』があります。
一般的に、実務におけるプログラムのコードサイズは膨大であり、現役エンジニアでも全てを具体的に把握するのは不可能です。
だからこそ、コード全体に大局観を持って把握する必要があります。
抽象的なプロセスで構わないので、なぜ出力・動作まで至るのかをスタートからゴールまでイメージしましょう。
具体的な抽象化能力の内容を知りたい人は、「プログラミングの向き不向きは重要じゃない理由と最適な学習方法」で解説します。
コードの理解をしてない
コード全体の把握に努めたら、コード詳細の理解に努める必要があります。
プログラムは小さなコード群の集まりであり、「論理」つまり「ロジック」の積み重ねで構成されます。
1行1行に利用されている文法・構文などを理解していなければ、エラー時の修正箇所に見当がつきません。
エンジニアに求められる能力として、『論理的思考能力』があります。
「1行1行のコードはなぜ記述されてるか」の物事を筋道立てて捉えるように努めましょう。
多くのプログラミング初心者は、コピペあるいは教材通りに写経しても、1行ごとにコードの理解に時間を費やしません。
実務では課題を自ら導き、解決する必要があります。
具体的な論理的思考能力の内容を知りたい人は、「プログラミングの向き不向きは重要じゃない理由と最適な学習方法」で解説します。
プログラミングの利用先がわかってない
プログラミング学習を通して、何に利用されるかわからず取り組むのは危険です。
取り組んでるプログラミング学習が何につながってるか理解しておく必要があります。
例えば、プログラミング言語Pythonでは以下の5つが主な活用分野になります。
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この他にも、金融システムの向上(フィンテック)や仮想通貨関連のブロックチェーン技術などで活躍しています。
開発するプログラムの活用先を理解しなければ、エンジニアの職種や利用先がわからず、学習目的・目標が不明瞭になります。
周辺知識の理解にも大きく影響し、サーバーやデータベースなどの知識が不足します。
エンジニアに共通した基礎知識を詳しく知りたい人は、「Python活用事例から導くPythonにできること・スキル・学習方法を解説!」で紹介します。
専門用語の理解ができてない
専門用語の理解もプログラミングへの取り組みには大切です。
ただしプログラミング初心者の場合は、専門用語を網羅的に把握していません。
そのため、いきなりアプリ開発であったり、高度なプログラミングは避けることです。
プログラミングの基礎学習から課題のハードルを一つずつ高めていきましょう。
離散的な学習をしてしまうと、自身が取り組む内容として理解が及ばないものが出現する原因になります。
取り組んでいる学習内容が地続きになる課題の取り決めを心がけましょう。
エラーの対処がわからない
エラーの対処は、プログラミング学習で最も課題となるものです。
しかしプログラミングに限らず、学習とは本来わからないからこそ課題を作り、取り組むものです。
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もはや自力で解決できない場合は、他者に相談する以外ありません。
諦めるわけではなく、初心者であれば仕方がないです。
プログラミングにも”エラーへの慣れ”があります。
1度の経験ではわからなくても、10回〜100回と経験するごとにエラーの対処方法が身につきます。
エラーを解決するたびに、プログラミング学習で成長できてる証拠になります。
プログラミングが上達する方法
「プログラミングがわからない」ときは、時間の経過によって学習のモチベーションが低下します。
特に、独学によるプログラミング学習は、モチベーション低下で挫折する原因にもなります。
モチベーションを高く維持してプログラミングを上達させる方法は、以下の4つです。
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これら4つがモチベーション維持と上達速度を高める方法になります。
質問できる学習環境に身を置く
独学によるプログラミング学習は、孤独な勉強時間が多くなります。
さらに、検索したネット情報などからエラー等を照らし合わせ、解決に導く必要があります。
プログラミング初心者であれば、「わからないものはわからない、だから教わる」がシンプルであり答えです。
実際に、プログラミングスクール等のアンケート調査でも、取り組んだ9割の人が挫折した経験があります。
そして、挫折した半数以上の人は『独学』による挫折です。
1人の学習に限界を感じ挫折するぐらいなら、これまでの時間を無駄にしないために学習環境の見直しが必要です。
プログラミングの挫折理由が詳しく知りたい人は、「プログラミング学習の挫折率9割の理由と対策」で解説します。
学習目標のハードルを下げる
多くのプログラミング初学者は、すぐにWebアプリケーションを開発したいと考えます。
しかし、初学者はプログラミングの基礎知識が圧倒的に不足しています。
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たとえToDoアプリを作成するだけでも、最低限の知識が必要になります。
プログラミング言語学習を始めたばかりの人は学習目標のハードルを下げましょう。
全体像が理解できる学習教材に取り組む
「プログラミングがわからない」状態は、「何を作成してるのか」あるいは「プログラムの理解がコードと結びつかない」状態です。
特に、テキスト教材のみでプログラミング学習すると、ページ前後などで「何をしてるかわからない」と感じます。
全体像が把握できる教材を選び、スタートからゴールまで理解できる学習教材に取り組みましょう。
個人的には、オンライン動画学習教材のUdemyがおすすめです。
プログラミングの全体を理解しながらポートフォリオ作成と成功体験を同時に獲得できます。
世界最大級のオンライン学習サイトUdemy |
一つの課題に時間をかけ過ぎない
独学によるプログラミング学習のデメリットは、基本的に孤独な学習のため一つの課題に注力してしまいます。
もちろん、自力で解決できれば御の字ですが、時間をかけ過ぎてモチベーションが下がり学習意欲が低下すると本末転倒です。
「テックアカデミー」の運営元であるキラメックスによるアンケート調査でも、『プログラミング独学で十分な知識を身に付けられたか』という質問に対し、「独学で十分な知識が身に付いた」と回答したのは5%に留まっています。(2021/03/04時点)
「十分な知識が身に付いていない」と回答した割合は、56.6%占めています。
独学によるプログラミング学習は、孤独な状態で十分な知識が身につかずに時間をかけ過ぎてると判断できます。
プログラミング学習の目的・目標が明確であれば、膨大なネット情報で時間の無駄になる情報収集は避けるべきです。
目的・目標に最適なプログラミング学習方法に注力して時間を短縮しましょう。
プログライミングスキル習得の時短方法を詳しく知りたい人は、「プログラミングスキル習得に1000時間は不要!時短方法とコツ」で解説します。
まとめ
プログラミング学習でわからないと悩む主な原因は、以下の5つです。
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限られた時間の中で取り組んだ結果、挫折の原因となる悩みが浮上します。
プログラミングを学ぶ前から学習環境の整備が不足してる人が多いです。
ただ、わからないものに対して学習環境を整えるのが難しいことも事実です。
まだ取り組んでない上達方法があれば、全てではなく効果的だと感じたものを実施しましょう。
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一つでも実践すれば、わからない状態から変化します。
基礎言語学習や基礎知識は短期集中で勉強し、実践的なアプリ開発に時間を投下できるよう努めましょう。