近年、インターネットの普及によってSNSやブログなど自分でメディアを持てるようになりました。
そのため、情報発信などのコンテンツ提供よって、個人で稼ぐ事ができる時代になりましたので、一度会社に就職すれば生涯安泰といったひと昔前の時代では無くなりつつあります。
「会社の収入のみに頼ってしまっている、、」と危機感をもつ会社員の方が本業以外に自分の収入を増やすためにも副業に手を出している方がいらっしゃるかと思います。
それにより、「これからPythonを学習しよう!」と試みているものの、
「Python学習にどれだけの時間を費やせばいいのか、、」
とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
今回はそういったお悩みを解決できる記事となっております。
この記事を読み進めていく事によって、無駄に悩むことなく学習に取り組める事を約束します。
目次
Pythonにかける必要な学習時間

早速、本題に入らせていただきます。
初めに申しあげますと、Pythonにかける必要な時間は人によって様々です。
「は?」と思った方もいらしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
この記事を読まれていく方は「どれくらいの学習時間で習得できるのか」を知りたい方が殆どだと思います。
こういった悩みの解答にて「300 ~ 400時間」や「1000時間は必要」と色々な記事によって解答が異なっているため、
この悩みに対してどのくらい時間をかける必要があるのかは結局分からずじまいです。
なので、筆者はこのお悩みに対しては個人差があるとキッパリ申し上げております。
そもそも学習時間を知ったところで何の意味もありません。
例えば、学校の期末テストにて二人の学生が同じ時間、学習したとします。
では、そのテストにて同じ学習時間で二人が同じ点数をとる事なんてあるのでしょうか?
テストの点差を左右するのは、理解しているのかどうかです。
どれだけ学習量を増やしたとしても、学習した内容がしっかりと理解できていなければ本末転倒です。
Pythonに限らず、プログラミング学習においては学習時間ではなく、理解する事に重点を置いてください。
ゴール・目標を決める

では、これからPythonを学習する具体的なアクションをこちらで解説していきます。
まずはゴールを決めることです。
何事もそうですが、人間は終わりがないとモチベーションが続きません。
スポーツで言えば、何の目標もなく練習をしている人はいないと思います。
「今シーズンは優勝を目指して頑張る!」、「健康的な生活を送りたい!」と人それぞれ何かしら目標を持って活動しています。
なので、Python学習に取りかかる前にどこまで学習するのかゴールを設定しましょう。
習得とは?
ゴールの設定の前にお伝えしておかなければいけない事があります。
それは、習得という言葉の定義です。
「〜を習得したい」と使っていますが、どこまでが習得なのか?そもそも習得の意味について知らない方が数多くいらっしゃいます。
Pythonを習得したい!という方も定義が曖昧なので、すぐに挫折してしまいます。
絶対に知っておくべきではないですが、こういったゴール設定の際にはとても大切な事ですので、この機会に覚えておきましょう。
コトバンクでは習得を定義されています。
(1) 新しい反応様式,新しい観念あるいは情報を得ること。 (2) 反応に引続き報酬が与えられた結果,その反応傾向が増大すること。学習とほぼ同義。
コトバンクでは学習とほぼ同じ意味で定義されています。
ですが、それではPythonをどこまで習得できるのかの説明が難しいです。
なので、ここでは習得するという定義をこのように定義します。
「その学習した内容にて応用が効くこと。」
もう少し噛み砕いて解説していきますね。
自動車の運転免許を例にすると、免許が交付されると普通自動車に乗れる事ができるようになることによって、様々な場所にいけたり、自動車内で音楽を聞いて一人の時間を楽しむ事ができますよね。
このように、教習所に通って運転技術を学ぶことによって「あなたは公道を走る事ができますよ」という印の運転免許をもらい、自動車に乗れることで色々な事ができるのです。
筆者はこれを習得すると定義しております。
Pythonに例えるなら、Webサイトからデータを取得するスクレイピングができるようになったり、DjangoやFlaskでのアプリ作成もできたり、ブラウザを操作できるコードが書けるようになる事を今回はPythonを習得するという事をゴールにした上で解説していきます。
これはあくまでも筆者のゴール設定方法なので、これからPythonを学習する方が「自分にはこういったゴール設定方法がある!」と確固たるものをお持ちなのであれば、ぜひその方法で学習を進めていただければと思います。
Pythonを習得するためのゴール・目標は何か

ゴールさえ決まってしまえば後は学習するのみです。
しかし、「Pythonのゴールは決まったけど、そこから何をすればいいのか分からない」といった方もいらっしゃいます。
なので、ここからは筆者が思う「Pythonを習得した!」と言えるのはどこまでなのかお伝えしていきます。
それはPythonの基礎文法を理解する事です。
Pythonに限らず、プログラミング言語には必ず基礎的な文法があります。
英語でも主語・動詞・名詞などがあるように、プログラミング言語によってコードを書くための型が存在します。
まずはそれを理解することに徹しましょう。
Pythonの大まかな基礎文法は以下の通りです。
・変数
・条件分岐(if文)
・繰り返し処理(ループ)
・関数
・クラス
主にこれらの基礎文法を学習して理解できるようになれば、簡易的なツール作成やアプリ作成などのサービス開発に進んでいく準備が整っていると言えます。
また、アプリ作成やツール作成において、様々なライブラリやフレームワークを使用することになるので基礎文法だけでなく、その使い方やメソッドを学習することもあります。
ですが、基本的にはPythonで書かれたコードなので難しくありません。
これからPython学習する方へ

これまでゴールを設定すること、Pythonを習得するまでの過程をお伝えしていきました。
最後にこれからPythonを学習するために筆者がオススメする具体的な学習方法や教材をのせた記事をご紹介していこうと思います。
いきなり本は買わない
まずはじめにお伝えしたいのが、いきなりPython学習するために技術書を買わないことです。
「もう購入してしまった。。」という方もいらしゃるかもしれませんが、絶対に買うなと言っている訳ではありません。
これから学習を始める方は作業に慣れましょう。
なぜかと言いますと、いきなり赤ちゃんにサッカーを教えたりする事とほぼ同義だからです。
現実として、赤ちゃんは生まれてから右も左も分かりません。
初めは歩いたりする事もできず、ゴロゴロしたり四つん這いになってヨチヨチと歩くのが精一杯です。
なのに、サッカーボールを渡してボールの蹴り方やルールなど叩き込んでも走る事もできない赤ちゃんにとって意味のない事です。
なので、まずはPythonに限らずプログラミングではコードを書く作業に慣れましょう。
人間は普段の生活の中でやったことの無い作業には相当の時間もかかり、大変苦労します。
継続しようとしても、三日坊主になってしまうのはハードルを高く設定しているのが原因です。
技術書を読む事はプログラミング初心者にとって、ハードルが高いのでオススメしません。
最初は分からなくてもいい
学習していく中で、下記の悩みに陥るかと思います。
「基礎文法が理解できない。。」
「ググり方が分からない。。」
「エラーが解決できない、、」
ですが、一度で理解しなくても構いません。
上述したように、プログラミング学習では初めは作業に慣れることに注力して下さい。
プログラミング学習では、普段行なった事ない作業がてんこ盛りです。
それを初めから全部やろうとして全てが中途半端になって、「俺には向いてないや。。」と結果的に挫折してしまう方を多く見てきました。
向いてないのではなく、今までやってきた事のない作業を一度に全部やろうとしたのが原因です。
そもそもですが、プログラミングはそんな簡単にできるようになるものではありません。
一つ一つ作業に慣れていった結果できるのがプログラミングであって、今まで誰でもできる簡単な作業、仕事をやってきた人が一発で理解できて習得するのは不可能です。
厳しくなってしまいましたが、そのくらいプログラミングは習得するのに大変な作業になっております。
なので、一度に全部やろうとせず、コツコツと学習を行なっていきましょう。
Python学習にオススメの学習教材
最後に、技術書以外で学習する為にも筆者がオススメするPython学習教材をご紹介します。
筆者がPython初心者にオススメする教材はこちらになります。
・Progate
・DjangoBrothers
この二つの詳細は別記事にて書きましたので、宜しければ一読下さい。
また、ゴール設定などもプログラミングにおける目的・目標設定が人によって異なりますので、初学者にオススメする学習ロードマップを作成した記事もありますので、そちらもご参照いただければと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はこれからPythonを学習する方のお悩み対して、筆者がオススメするゴールの設定方法や学習方法、教材をご紹介していきました。
結局のところ、学習を続けていけば必ず習得することが可能です。
本記事を通して、Pythonを学習するキッカケとなれば幸いです。
最後まで一読していただき、ありがとうございました!
プログラミング言語Pythonに特化した学習を進めたい人へ
筆者自身は、Pythonista(Python専門エンジニア)としてプログラミング言語Pythonを利用していますが、これには取り組む理由があります。
プログラミングの世界では、IT業界に深く関わる技術的トレンドがあります。
日夜新しい製品・サービスが開発されていく中で、需要のあるプログラミング言語を扱わなければなりません。
トレンドに合わせた学習がプログラミングにおいても重要となるため、使われることのないプログラミング言語を学習しても意味がありません。
こういった点から、トレンド・年収面・需要・将来性などを含め、プログラミング言語Pythonは学習対象としておすすめとなります。
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