これからプログラミング言語学習に習得時間を費やそうと考える人がいます。
ただ、プログラミングの学習方法や習得時間に指標がないと勉強する一歩が踏み出しづらいです。
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これらの悩みを解決しながら、プログラミングの学習内容に沿って勉強時間を解説します。
勉強時間の目安や何に取り組めるようになるのか理解できます。
結論は、『人によって勉強時間は大きく変化』します。
プログラミング学習で重要なのは、前提として継続した学習と目的/目標設定による学習指標になります。
また、筆者自身クラウドソーシングサイトであるランサーズにてコンスタントに毎月10万円を稼ぎ、プログラミング業務にて2021年6月に最高報酬額である30万円を突破しました。
年間報酬額も100万円突破するなど、実務的なプログラミングの活用方法や具体的な稼ぎ方について、一定の記事信頼を担保できると思います。
プログラミングを勉強することで、本業/副業に十分活かせる武器になると先にお伝えしておきます。
目次
プログラミングの勉強時間はどれくらい?
結論でもお伝えしましたが、前提としてプログラミング学習の目的/目標によって勉強時間は変化します。
ここでは、プログラミングの言語学習(基礎学習)について解説します。
HTML/CSSはマークアップ言語であるため除外すると、純粋にプログラミング言語学習にかかる勉強時間の目安は以下の内容です。
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プログラミングスクールの場合は学習カリキュラムの充実・メンターによるサポートが存在するため、効率的に勉強できます。
一方で、独学の場合は学習指標がなく、メンター等のサポートが存在しないため、勉強時間が増加します。
あくまで継続した学習に取り組め、理解できてることを前提としたケースです。
また、プログラミング基礎学習で目標とする学習内容は以下の項目になると思います。(一部)
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大分類とされる項目だけでも、プログラミング初心者であれば勉強時間が一定量必要になります。
そのため、ツール作成/アプリ開発/Web制作などに勉強を移行するにはまだまだ周辺知識が足りません。
あくまでプログラミング言語学習だけで考えても、一定量の勉強時間を確保する必要があります。
エンジニアの中でもフロントエンドなのかバックエンドなのか、はたまた〇〇エンジニアといった枝分かれした様々な業種によって学習内容が変化するためです。
注意する点は、プログラミング学習の目的/目標によって勉強時間の変化が起きてしまうこと、基礎学習だけで時間を要することです。
時間を無駄にしない逆算した学習方法を知りたい人は「【やめとけ】プログラミング勉強しても意味がない人の傾向と対策」で解説します。
プログラミングの勉強時間を無駄にする人の特徴
プログラミング勉強を時間の無駄にする人は、以下の特徴になります。
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特に、プログラミングの勉強に対する目的/目標が設定されていない人は注意が必要です。
プログラミングによるエンジニア就職・転職を考える場合、IT業界の全体像を把握する必要があります。
IT業界は主に6つに分けることができます。基本的に広告や検索で見かけるプログラミング関連の内容は、この中の『Web業界』がほとんどだと思います。
そのため、本記事では『Web業界』におけるWeb系エンジニアの職種も記載します。これらの主な職種も把握しておくと良いです。
プログラミング言語やWeb系エンジニアの基礎知識などを洗い出し、あなたが選択する職種あるいは企業に最適なものを学習します。
エンジニアの就職/転職計画や具体的な学習方法を知りたい人は「プログラミングを時間の無駄にしない人の特徴とエンジニア人生設計」で解説します。
プログラミングの勉強時間に比例して何ができるのか?
ここでは、以下の項目に沿って勉強した場合について解説します。
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勉強時間の目安として、3ヶ月(300時間前後)と仮定します。
当然、勉強時間によって習得できるスキルセットと1スキルにおけるレベルは異なることをご理解ください。
サイト制作/デザイン系
3ヵ月による勉強時間(300時間前後)で習得できるスキルは以下の内容です。
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ブラウザ上で動作するプログラムに対する画面デザインや構築・作成方法について一通りマスターできると思います。
フロントエンドエンジニア、Coder(コーダー)、Webデザイナーの領域に関するスキルセットを習得できます。
上記のスキルを獲得できれば、サイト制作やLPデザインなどの業務に携わることができます。
Adobe XDなどのデザインツールを利用することで、画面設計や実装予定のブラウザ画面デザインを作成できるようになります。
また、フロントエンドといったブラウザ上で動作するプログラムも実装できるようになります。
特に、WordPressを利用した実装がメインとなる案件が多いため、WordPress(CMS)上で実装できるエンジニアになれば需要が高まります。
最近では、YouTube動画を利用して無料でデザインやツール操作の学習ができるため、Webデザイナーのチャンネルはおすすめです。
上記画像のデザインも下のYouTube動画2つを活用して数十分で完成させました。
合わせてHTML要素の学習もできるため、デザイン+HTML/CSSを学ぶことができます。
実践的なコードを写経しながら言語学習することをおすすめします。
Webアプリケーション/ネイティブアプリ系
3ヶ月による勉強時間(300時間前後)で習得できるスキルは以下の内容です。
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フロントエンド寄りのプログラミング学習よりも、ハードルは高めです。
開発プラットフォームの見極めも必要になってきており、クロスプラットフォーム(Ionic, Flutterなど)の理解も求められています。
また、プログラミング言語ごとのライブラリ/フレームワークの見極めも重要であり、トレンドを追いかける必要があります。
SPA技術を利用したWebブラウザアプリケーションで言えばReact.js、PythonであればDjangoなどアプリケーションの仕様によって切り替えられるスキルが求められます。
3ヶ月による勉強時間であれば、CRUD機能(Create:作成, Read:読み込み, Update:更新, Delete:削除)を実装したToDoアプリが作成できるイメージです。
フロントエンドで必要とされるサイト制作や凝ったデザイン等の技術を後回しにすれば、基礎的なバックエンド技術も十分習得できると思います。
また、クロスプラットフォームによってはWebブラウザアプリとネイティブアプリ(スマホアプリ)を同時開発できます。
ノーコード/ローコード開発のプラットフォームも存在するため、学習内容は豊富ですが始めは一つに絞って限定的に学習しましょう。
プログラミングの時間を無駄にしない効率的な勉強方法
プログラミングの時間を無駄にしない効率的な勉強方法は、以下の内容です。
また、独学による無料のプログラミング学習の場合を想定しています。(学習サポートが必要な人は後述します。)
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無料でも基礎的な文法から簡易的なアプリ開発まで習得できるほどネット情報は溢れています。
特に、最近はYouTube動画による学習もレベルが高まっており、実践的な内容を含めたサンプルコードを配信しています。
動画は文章だけでなく、音声といったガイドもありますので理解しやすいと思います。
YouTube動画から専門用語をピックアップし、Googleにて分からない単語等を検索、あるいは特定の技術ブログで詳細を確認するといった学習も効率的です。
プログラミングの習得時間をもっと短縮したい
プログラミングの習得時間をもっと短縮したい場合は、有料サービスを利用するしかありません。
なぜなら、学習ロードマップと学習内容への解説/サポートが圧倒的に充実しているからです。
以下の有料サービスがおすすめです。
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独学によるプログラミング学習のレベルを高めたい人はUdemy、学習サポートや現役エンジニアのメンターが必要な人はプログラミングスクールを選択すると良いでしょう。(スクール選択の下調べは徹底してください。)
ただし、有料サービスを活用した勉強方法は以下の内容に注意してください。
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特に、高額なプログラミングスクールに入っても本人のモチベーションや学習目的が定まっていなければ間違いなく挫折します。
また、習得したプログラミング言語を定めたとしても下調べが疎かだと学習の中で迷いが発生します。
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プログラミング学習の目的/目標を設定するのと同時に、自分自身で納得できる下調べを徹底的に行ってください。
お問い合わせフォームから質問や悩みも受け付けておりますので、相談したい人は気軽にご連絡ください。
まとめ
プログラミングにおける平均的な勉強時間は以下です。
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もちろん、前提として学習する人によって習得までにかかる時間にギャップは発生します。
また、プログラミング学習の目的/目標の設定は、以下の内容が一般的です。
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フロントエンドとバックエンドで学習内容は異なるため、目的/目標に合わせた学習の方向性を決めておくと良いです。
プログラミングの時間を無駄にしない効率的な勉強方法は、以下の内容です。
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特に、YouTube動画の質は年々高まっている印象です。
基礎的な学習であれば無料の動画コンテンツで十分理解できると思います。
学習コストと時間を考慮して有意義なプログラミング学習を実現しましょう。