副業におけるプログラミング案件は、いくつかの種類に分けられます。
プログラミング初心者が稼ごうとしても、無理なプログラミング案件ばかり探してしまいます。
|
これらを解決しながら、正しいプログラミング案件の選び方を解説します。
記事を読み終えると、プログラミング案件の種類を理解し取り組む準備が整います。
実際に記載している内容を実践してきたことで、ランサーズにて上位20%の『認定ランサー』になりました。
結論は、スキルに見合ったプログラミング案件を選択しないと稼げません。
また、筆者自身クラウドソーシングサイトであるランサーズにてコンスタントに毎月10万円を稼ぎ、プログラミング業務にて2021年6月に最高報酬額である30万円を突破しました。
年間報酬額も100万円突破するなど、実務的なプログラミングの活用方法や具体的な稼ぎ方について、一定の記事信頼を担保できると思います。
プログラミングは習得することで、本業/副業に十分活かせる武器になると先にお伝えしておきます。
目次
副業におけるプログラミング案件の種類
本記事では、クラウドソーシングサイトのランサーズをもとに解説します。
副業におけるプログラミング案件の種類は、大別すると以下の4つです。
|
これらがプログラミングスキルを利用して稼げるジャンルです。
プログラミングスキルは、多方面の副業で活用することができます。
開発系
ランサーズに限らず、クラウドソーシングサイトにおいて開発系は幅広いです。
副業における開発系の主なカテゴリは、以下の4つです。
|
共通点は、高単価であり実務レベルとして求められるプログラミングスキルも高いことです。
場合によって常駐型の業務形態もあるため、高単価条件が多い理由になります。
一つのプログラミング言語習得ぐらいでは全く歯が立たないため、知識が浅く実務経験が乏しい人は向いていません。
専門用語の理解、案件に沿った概算見積もり、設計案、実稼働時のタイムスケジュール、開発工程のガントチャートなど、様々な経験がないと容易に受けるのはお勧めできません。
筆者自身も開発系のプログラミング案件は、相当な優良案件じゃない限り飛び込みません。
理由は、以下の4つです。
|
特に、要件定義が曖昧だとメッセージによるやり取り自体で時間を損失します。
個人的に、たとえ低単価でも安全な1〜3万円案件の件数を回すのが得策です。
スキルが高まった時点から、挑戦枠として捉えるのが無難です。
講師系
プログラミングスキルは、教育関連で利用することができます。
やはり開発系と共通して、開発経験と最低限のスキルセットが要求されます。
業務自体はカリキュラムに沿ってプログラミング基礎をメインとするため受注できれば高単価となります。
ただし、フリーランスエンジニアや副業目的のエンジニアにとってデメリットがあります。
|
やはり時間的な問題と環境の制限があります。
最近では、「MENTA」と呼ばれるオンラインスキルシェアサービスがあります。(ココナラもあり)
自身で情報発信してるエンジニアであれば、MENTAを利用して自身の商品・サービスを展開することができます。
基本的にお客様ありきですが条件などは事前に提示できるため、比較的自由に講師系の副業も可能です。
業務効率系
筆者がプログラミング副業で強く勧めたいのが業務効率系です。
一般的にプログラミング業務がメインとなる案件は、以下の危険性を含みます。
|
副業といっても開発系の業務遂行は難易度が高いです。
その点、業務効率系の副業はプログラミングがメインとなることはほぼありません。
狙いやすい業務効率系は以下のジャンルです。
|
どちらも共通するのがcsvファイルやExcelファイルといった納品物になります。
1件の単価は10円〜100円ほどの幅ですが、リスト件数としては100〜1000以上のものが多いです。
また特定のWebサイトから大量に取得する場合がほとんどであり、スクレイピングファイルを作成すれば簡単に自動化できます。
ライティング系
こちらも比較的ハードルが低いプログラミング副業になります。
プログラミングにおける解説メディアは数多くあり、定期的にプログラミングにおけるライティング業務が発注されています。
筆者自身このプログラミングサイトを運営しているため、いくつかライティング業務を受注しました。
基礎的なプログラミングスキルが備わっていれば、開発経験がなくても間違いなく受注できる副業です。
プログラミングの副業目的で稼げない理由
プログラミング未経験者が副業目的で単純にプログラミングスキルを磨いても稼げない理由を解説します。
酷な話ですが、現役エンジニアも副業として稼ごうとする人が数多く存在します。
プログラミング未経験あるいは初心者が副業に挑戦しても、競う相手が実務経験有りとなります。
戦略を練ることで稼ぐ方法は後述しますが、いきなり稼ぐことを目的とするのは注意が必要です。
安易な考えで取り組まないように、詳しい内容は「【認定ランサー】プログラミングを副業目的で始めても稼げない理由」で解説します。
副業における無理なプログラミング案件
ランサーズにて、WordPress案件における企業HPリプレイス作業になります。
実際のHPは掲載されていませんでしたが、依頼内容を見て案件を把握しなければなりません。
個人的には、作業内容の9割が想定できなければ無理なプログラミング案件と判断します。
プログラミングスキルと同時に案件内容の意図も理解しなければ、困難なケースが多いです。
詳しい案件判断基準を知りたい人は、「【案件判断基準】プログラミング副業の無理な案件を認定ランサーが伝授!」で解説します。
プログラミングを利用して副業で稼ぐ方法
無理な案件を除いたクラウドソーシングサイトによる副業を想定しますが、稼ぐまでの流れがあります。
プログラミング学習以外にも、新規・継続案件受注するために提案営業が必要になります。
ただ、実務経験がない人は提案営業時のポートフォリオやサンプルファイルが存在しません。
おすすめは、スキルに見合った案件を見つけ出し擬似案件(受注したと仮定する)として取り組むことです。
|
擬似案件として取り組み、擬似的な納品物を完成させたプログラムファイルが手元に残ります。
次に類似案件を見つけ出し、案件内容に沿った納品物のサンプルを提案時に利用します。
筆者の業務効率系の受注率は、6件中1件となりました。(類似案件を攻めた結果です。)
プログラミングメインの案件でないため危険性は低く、擬似案件で作成したプログラムを利用できるため、速攻で納品物を完成させ1万円以上の案件を獲得できます。
クライアント側はリストデータが手に入れば問題ないため、プログラミングを応用して効率化した副業が実現します。
未経験でもプログラミング言語学習から案件につながる
改めて、プログラミング未経験あるいは初心者でも考慮できる副業は以下のものです。
|
特に、プログラミング言語Pythonを選択した人であれば、スクレイピングをおすすめします。
一つのスクリプトファイルのみで特定情報を抽出するプログラムが作成できるからです。
クラウドソーシングサイトにて、「スクレイピング」「データ収集」「リスト作成」などのキーワードで検索すれば多くの案件が見つかります。
現在のスキルに沿って案件確認し、擬似案件として達成できるか挑戦しましょう。
副業におけるプログラミング案件の探し方
取り組んでるプログラミング言語名あるいは業種カテゴリから探しましょう。
さらに、案件内容を確認して自身の知識とスキルが見合ったものを見つけましょう。
すでに自身のポートフォリオを持っている場合、ポートフォリオを利用して提案できる案件も良いです。
<Web制作系案件>
<アプリ開発系案件>
<業務効率系案件>
|
業務効率系案件は、圧倒的にプログラミングメインとなる案件よりハードルが下がります。
副業におけるプログラミング案件の選び方
案件内容から、「9割の作業工程を想定」できるかが判断基準です。
それほど、Web制作系案件やアプリ開発系案件がハードルの高いものだと理解してください。
もはや副業レベルではなく、立派な本業レベルです。
エンジニアは、知識と作業の整合性が取れて初めて手が動く生き物なので、危ない橋は絶対に渡りません。
出来るあるいは分かる範囲でしか作業しないのが正解です。
まとめ
改めて副業におけるプログラミング案件は、大別すると4つになります。
|
開発系と講師系は、一定水準のプログラミングスキル/開発経験が要求されます。
プログラミング未経験あるいは初心者が副業目的とするなら、業務効率系とライティング系になります。
案件受注達成やスキルアップした段階で、開発系や講師系に挑戦しましょう。