プログラミングを始めてみたはいいものの、「何を作ろうかな?」「何から手をつけるべきか。」と悩む人も少なくないと思います。
現在多くの人がプログラミングに挑戦している中で、学生から社会人まで幅広い年齢層の人が取り組んでいます。
筆者自身は、プログラミング業務を主体として多くの仕事を獲得しながら日々プログラムを作成していますが、社会人にとって自分自身の業務が効率化できたり、自動化できたら間違いなく業務の質が高くなったり、幅が広がることだと思います。
多くのプログラミングスクールで社会人の方も参加しているのは、主に以下の理由が当てはまると思います。
・世間がプログラミングの波を感じ始めている
・AIやIoTといったトレンドによってIT人材の需要が高まっている
・業務の生産性があげるためにもプログラミングに意義を感じている
・将来的にIT人材の価値が高まる
最近では、多くの人がプログラミングの基礎知識が身についてきており、筆者の周りでもプログラミング未経験だが一般的なIT知識を持ち合わせている人が多くなりだし、仕事のしやすさを感じています。
もちろん、少しばかりプログラミングを学習しても、本職としてプログラミングを活用することは厳しいですが、それでも仕事上プログラミングが役立つシーンが増えるのは間違いないです。
エンジニアサイドから考えても、IT知識を持ち合わせた非エンジニアの人であれば、圧倒的に仕事がやりやすいことを実感しています。
ここでは、プログラミングを利用する上でどのような内容を題材にするか考えていきます。
やはりプログラミング初心者にとって学習を挫折しないためにも、題材選びは非常に大切です。
そして、自分自身の日常生活がより豊かになるものであればあるほど、利用する価値を見出せたり、学習が継続したりします。
今回は、誰もが身近に感じるものから題材選びをしてみるということを記事を通して提案できればと思います。
目次
何を題材にするかを考える
プログラミングは何か成果物を作り上げるためのツールに過ぎません。
取り組んでいる人が誰であろうと、プログラミングを学習していくのであれば、具体的な目的・目標を設定することが重要になってきます。
つまり、プログラミングで『何を作り出すか』を考える必要があります。
筆者もTwitter(@sugi_rx)のアカウントを運用している中で、多くのプログラミング初心者からPC選びのコツ、題材選びは何がいいか、学習方法で最適なものは?、などなどいろんなDMを頂きます。
その数あるDMの中でも、やはり題材選びに悩んでいる人が多く見受けられます。
ここでは、理由も踏まえた上で主に3つの題材について解説していきたいと思います。
・Twitter APIを利用したツール
・スクレイピングツール
・LINE Bot開発
これらがプログラミング初心者にとって取り組みやすいものだということを詳細にお話していきます。
また、Webアプリケーション開発など、題材をあげると多くのものが存在すると思いますが、プログラミング初心者とってプログラミング言語一つを学習するのにも難しさを感じてると思います。
その中で、HTMLやCSS、Webアプリではサーバーやデータベース、デザイン面に関する内容まで理解しておかなければすぐに取り組めるものではないと判断しています。
そのため、自分自身のPCで完結するようなバッチ処理系のアウトプットを前提とした題材をピックアップしました。
Twitter APIを利用したツール
おそらくプログラミングを学習する以前から、Twitterを利用している人は数多くいらっしゃると思います。
身近であるからこそ、有益なTwitter運用を図りたいと考える人もいると思います。
筆者も、Twitterの自動化ツールを作成することによって、Twitter運用の効率化を図っています。
例えば、筆者のTwitterアカウントはプログラミング関連を中心としたアカウント作りを心がけています。
そんな中で、「Twitterでわざわざ手動でフォローやアンフォローをするのはめんどくさい。」「気になるツイートをわざわざ手動でいいね!RTするのは面倒だ。」と考えてしまった私は、自動的に行ってくれるツールを作ってしまいました。
基本的に筆者が行うことは、プログラミング関連の内容で呟きたいことをまとめてツイートする以外何もしていません。
ツールに任せている部分は以下の内容になっています。
・プログラミングに関連するアカウントを一日100人フォロー
・フォローバックしなかったアカウントをアンフォロー
・キーワードが含まれているツイートを100個いいね!する(×4キーワード)
これを自動的にツールに行わせて、自分自身はプログラミングに関することをツイートするだけで、毎日20〜30人ほどのアカウントからフォローをいただくようになりました。
そのため、やりたいけど日頃から時間が取られて面倒だと感じているものは、プログラミングの出番です。
基本的にTwitterは一日5分ほどしか触れませんが、圧倒的にアカウントは動いているように見せかけられるのもプログラミングツールのおかげです。
また、このような効率的なツールを求めてくれる人もいますので、ツールの販売などで収益を上げることができています。
TwitterのAPIを取得するのは簡単ですし、何より無料で行える点が最大のメリットになります。
Twitter関連でいくつか記事にしているものがあるので、そちらを参考に取り組んでみるのも良いと思います。
スクレイピングツール
スクレイピングというのは、Web上に存在するデータを収集することを指します。
おそらく、馴染みやすくかつ取り組みやすいものは、このスクレイピングになるかなと思います。
多くの人がネット上の情報を利用して生活していますので、能動的に取得していた作業をプログラムに任せてしまうイメージになります。
スクレイピングにおいて、テキスト情報・画像情報と大きく分けると分類することができます。
例えば、テキスト情報をスクレイピングしそれらのデータをCSVファイルなどで出力することで、ネット情報を大量にまとめることができます。
さらに、形態素解析と呼ばれるテキスト情報を解析するプログラムを使用することで、ネット情報を応用して多くの分析などに活用することもできます。
情報データ一つ一つを大量にまとめ上げることで、統計データとして利用することができるようになり、様々なヒントを与えてくれるような価値ある情報に変化させることができます。
こういった価値あるデータとして変化させるためにも、スクレイピングツールを利用して統計データを手に入れるためのデータ収集に活用します。
ランサーズなどのクラウドソーシングでも、データ収集系の仕事はたくさん転がっており、スクレイピングツール一つで稼ぐ形を実現することも可能です。
会社でのデータ収集業務や副業にも活かすことができるため、スクレイピングツールは題材としてもお勧めできると思います。
スクレピング関連の記事も多く投稿しているため、ご興味があれば参考にしてみてください。
LINE Bot開発
しかし、さすがにLINEとの連携を取りながらツールを作成するというのは、「難しいのではないか?」と疑問に思われる方もいるかもしれません。
ですが、決してそんなことはありません。
現在ではプログラミング初心者の人であっても、学習環境や開発環境も整備されているため、取り組む熱意さえあれば、LINE Bot開発は可能です。
実際に筆者も作成してみましたので、こちらの記事を参照しながら取り組んでみてください。
Pythonに特化した学習を進めたい人へ
筆者自身は、Pythonista(Python専門エンジニア)としてプログラミング言語Pythonを利用していますが、これには取り組む理由があります。
プログラミングの世界では、IT業界に深く関わる技術的トレンドがあります。
日夜新しい製品・サービスが開発されていく中で、需要のあるプログラミング言語を扱わなければなりません。
トレンドに合わせた学習がプログラミングにおいても重要となるため、使われることのないプログラミング言語を学習しても意味がありません。
こういった点から、トレンド・年収面・需要・将来性などを含め、プログラミング言語Pythonは学習対象としておすすめとなります。
オンラインPython学習サービス – 『PyQ™(パイキュー)』
「PyQ™」は、プログラミング初心者にも優しく、また実務的なプログラミングを段階的に学べることを目指し、開発されたオンラインPython学習サービスです。
Pythonにおける書籍の監修やPythonプロフェッショナルによるサポートもあり、内容は充実しています。
技術書1冊分(3000円相当)の価格で、1ヶ月まるまるプログラミング言語Pythonを学習することができます。
特に、、、
・プログラミングをはじめて学びたい未経験者
・本、動画、他のオンライン学習システムで学習することに挫折したプログラミング初心者
・エンジニアを目指している方(特にPythonエンジニア)
かなり充実したコンテンツと環境構築不要なため、今すぐにでも学び始めたい・学び直したい、Pythonエンジニアを目指したい人におすすめです。
オンラインPython学習サービス「PyQ™(パイキュー)」 ※技術書1冊分の価格から始めて実務レベルのPythonが習得できます |
おすすめしたいプログラミング学習プラットフォーム
独学・未経験から始める人も少なくないので、プログラミング学習の継続や学習を続けたスキルアップにはそれなりのハードルが設けられています。
また、プログラミング学習においても、学習者によってはすでに学習対象とするプログラミング言語や狙っている分野が存在するかもしれません。
そのため、さらに費用を抑えてピンポイント学習に取り組みたいと考える人も少なくありません。
そこで費用を抑えた上でプログラミングに取り組みたい人へ、オススメしたいプログラミング学習プラットフォームを紹介していきます。
プログラミング学習プラットフォーム – Udemy
Udemyは、世界最大級のオンライン学習プラットフォームとなります。
世界中の学びたい人と教えたい人をオンラインでつなぐサービスとなっており、Udemyは米国Udemy,Inc.が運営するプラットフォームで日本ではベネッセが事業パートナーとして協業をしています。
<利用者実績>
受講者数:約3000万人
講師数:約42000人
講座数:約10万
お手頃な価格帯の豊富なコンテンツ
1講座あたり数千~数万円程度で実践的なスキルアップが可能となっています。
講座は一度購入すれば視聴期限なく受講することができます。
また、30日返金保証もついているので安心して始めることができます。
学びやすい多彩な機能
0.5~2倍の変速機能で自分のペースで受講を可能にする機能や、専用アプリを利用することでスマホからオフライン環境でも学習対象となる講座の視聴が可能です。
また、講師にアプリ・サイト等の直接掲示板から質問ができるため、疑問を解決し自学自習をサポートしています。
どんな人が対象者になるのか?
Udemyを検討するにあたって、次のような内容で悩んでいるあるいは目的としている人にオススメすることができます。
・習得したいプログラミングスキルが明確で、年収アップのために学習しているエンジニア
・テクノロジー、ビジネスに関するスキルアップに関心が高い人(特にAI・機械学習を学んでスキルアップを検討されている人)
・Adobeのソフトなどウェブデザインを学びたいと考えている人
・仕事に関連して、スキル獲得や資格取得が必須な人
・転職・再就職・副業のために自己投資を検討している人
これらの内容に当てはまる人は、利用しやすい環境が整っています。
Udemyの主要コース
Udemyには数多くの講座ありますが、分野ごとに学習対象を区分けしておきましょう。
登録してすぐにでも学習が始められるので、特化した分野を以下にまとめておきます。
プログラミング学習は時間を無駄にせず、素早く学習を始めることも大切なので、一分一秒でも習得したいプログラミングスキルに時間を費やしましょう。
世界最大級のオンライン学習サイトUdemy ※講座数10万の中から取り組みたいものが分野別・レベル別で見つかります Python 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイルを学ぶオンライン講座 |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
基本的に扱うものをスモールなところから始めれば、間違いなくツールを作成することは可能です。
いきなりWeb知識を持たずにアプリケーション開発をしてしまうと、挫折しやすい題材になりがちなので、取り組む順序をツール作成からしてみるとプログラミング学習に勢いがつくと思います。
最後まで一読していただき、ありがとうございました!